千歳市と安平(あびら)町にまたがる『安平山(あんぺいざん)』は、標高166メートルの低山。
ここには、山の東側に「安平山スキー場」もあるから、リフトを使えば簡単に山頂に行ける…はずなんだけど、積雪量が少なくて、未だスキー場はオープンしていません(2025年1月22日現在)
安平山には遊歩道が整備されているので、運動が苦手な人も、登山経験がないけど「山に登ってみたいな」と考えている超初心者の方にもオススメできる山らしい。
ならば、スノーシューで山頂を目指そうじゃないか!
本当に初心者でも登れるのか? 体力がなくても行けるのか?
ナビゲートしてくれたのは、ナビ同級生の まこ隊長 。
同行してくれたのは、購入したスノーシュー初おろしの幸子(@wayadavesa )とスノーシュー初めてのともちゃんです。
『安平山(あんぺいざん)』基本情報
住 所 | 千歳市協和 |
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標 高 | 166m |
【GoogleMap / グーグルマップ】
安平山(あんぺいざん)は、千歳市と安平(あびら)町にまたがる山。
山頂がギリギリ千歳市側にあるんですね〜。
【安平山スキー場】
安平山(あんぺいざん)の東側には、安平山スキー場があるのですが、積雪不足で2023-2024シーズンは、数日でクローズ。
さらに2025シーズンは、まだオープンできていないという状況のようです。
▼非公式ではありますが、この X のアカウントが面白すぎるので、ご興味のある方はぜひ
安平山(アンペイザン)スノーシュー登山!
今回、登山したルートはこちら。

距離にして1.9Km。高低差は153m、タイムは2時間ちょっとでした。
【スノーシュー登山スタート!】
安平山スキー場入口手前に車を置きました。
スノーシュー初めてのともちゃんにスノーシューの装着方法や歩き方を説明して、準備完了。
10時過ぎにスタート! 雪は少ないけど、お天気よ〜し!

左から、まこ隊長、ともちゃん、幸子です。
今日は、慣らし運転だ〜。かる〜い冬アクティビティのつもりでレッツゴー!

すでにバッチリ、トレースがついています。たくさんの方が登っているようですね。
笹の葉も見えていて、積雪がかなり少ないのがわかります。
正直、スノーシューじゃなくても行けるんじゃないか?とも思えました笑

よいっしょ、と小川を渡ります。
渡渉は冒険心をくすぐるというか、ワクワクの瞬間ですね〜。

アップダウンしながら進んでいきます。
正直、運動不足のナビには、この高低差はちょっとキツかった…。
安平山(あんぺいざん)
スノーシューで冬登山 pic.twitter.com/DuwHM9cmyd— しらおいナビ (@shiraoinavi) January 22, 2025
ややや。自然が織りなすモニュメント発見!
こういうのをくぐる時って、どうしてこうもワクワクするのかね?笑

冬の太陽の光。温か〜い。
夏とはありがたみが100倍違うような気がする。

今回歩いた安平山の登山道には、鉄塔をくぐる場所が2箇所ありました。

枝のブランコでユラユラ。
まこ隊長、この安平山に来る前に、藻岩山のご来光登山 もしてきているのに、余裕すぎる笑

登ったり、降りたりして、山頂を目指します。
ここは、スタートから40分くらいの場所。日頃、運動不足のナビには、この登山けっこうキッツ!
軽く30分の登山と言っていた まこ隊長への恨み節をぶつけるナビ。
体力無さすぎだし、ナビが写真を撮ったりしていてゆっくりになっているのに、この言い方ひどすぎ(反省)

えッ…。あの、木の間にかすかに見える四角い所?
ということは…。まだまだじゃん!
ナビ的には、軽く絶望だったけど、歩くしかありません笑
ちなみに、幸子なんて途中までポールなしで歩いていたし、ともちゃんも元気満々で登っていました。
辛かったの、ナビだけですね笑

こんな風に森の中を歩いて、むっちゃ気持ちは良かったです!
ちなみに、歩いていてかなり暑くて、この時点では汗がにじんでおります。

おお。ここを抜けたら、もしかして山頂?

安平山の山頂に着きました!
三角の小さな山頂碑、見て! かわいすぎる❤︎
そうなんだ〜。
木立の間から見えるのは、札幌の藻岩山。
晴れていれば夕張岳も見えるそう。
大地は続いている! 我ら大地と共に生きている! そんな気持ちになる景色が見渡せます。
北海道万歳!

そして、ここで休憩!
スキー場の動いていないリフトや町を見下ろす場所にベンチがありました。
みんなが持ち寄ったおやつを並べてみたよ。
安平山(あんぺいざん)
山頂で大福ジャンケン pic.twitter.com/0ASt9PifQ4— しらおいナビ (@shiraoinavi) January 22, 2025
まこ隊長が持ってきてくれた大福を分配するためにジャンケンして盛り上がり!
スキー場を眺めながらいただきます!

そうこうしているうちにチーズフォンデュも出来上がりました!

このチーズのおこげも激うま!

お腹も満たされて下山します! この時、12時ちょっと前。
少し陽が影ってきて、雪もチラチラ舞い降りてきました。少し寒く感じます。
下山には、ちょうど良いタイミングでした。

動いていないリフトを横目で見て、なんだか寂しい気持ちになりました。
雪が降るという「当たり前」の北海道の冬が、いつまでも続きますように、と願わずにはいられません。

ナビ達は、違うルートから登ったけど、安平山はこのスキー場のゲレンデに沿って、「らくらくコース」と「直登コース」という遊歩道があるんですね。

車を置いたスキー場入口に到着!
直登コースを降りてきたので、下山タイムは13分でした!
なんと、お手軽!
まこ隊長とはここで解散しました。

女子組は、帰り道『 鶴の湯温泉 』に寄りました〜。
温泉に浸かったおかげか、全員、筋肉痛にもならずに今回のスノーシュー登山は無事に終了したのでした。
そして、3日後、ともちゃんからメッセージが届きました。
初スノーシューを満喫してくれて、とっても嬉しい!
『安平山』初心者でも気軽に登山!

千歳市と安平町にまたがる『安平山』は、初心者でも体力のない人でも気軽に登れる低山。
山頂碑の、この可愛らしさは、登った人の心を癒してくれます。
こんなに簡単に山頂にたどり着けるのに、眼前に広がる町の風景は素晴らしく、遠くに連なる藻岩山や夕張岳も見渡せるから、達成感も感じられます。
ここに来られて良かったな、と思わせてくれる山。
山に登ってみたい初心者さんに超絶おすすめの山だから、まずはここで登ってみてからどんどんステップアップするのがオススメ。
そして、もっともっと雪が降って、安平山スキー場がオープンすることを願っています!
【白老や白老近郊でスノーシューを楽しんでいます!】
▼白老『山北沢〜カジカ沢』氷瀑ツアー

▼登別市『カルルス』

▼伊達市大滝『百畳敷洞窟』

▼苫小牧市『七条大滝』
