白老の西端から、室蘭方面へ28Kmほど行くと、地球が創り出したすごい門があるらしい…。
大潮の引き潮でなければいけないその奇岩の名は『蓬莱門(ほうらいもん)』
室蘭には、地質学者とか地層・崖マニアが喜ぶ場所がたくさんあって、この蓬莱門もきっとそのうちの一つだと思います。
今回、室蘭の写真家の森さん( @muroranyakei )からのお誘いを受けて、蓬莱門に行ってきました!
鈍感なナビでも、とてつもないパワーを感じられました~。
▼これも室蘭の秘境!
室蘭『蓬莱門(ほうらいもん)』基本情報
※画像提供:森さん
住所 / ADD | 室蘭市新富町2丁目 |
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『蓬莱門』への行き方
室蘭市にある『 夢の森 』の遊歩道を降りていきます。道は狭いですが、車で行けますよ。
車止めのゲートの手前に車を停められるスペースがありました。
この車止めのゲートから歩いて出発します。
しばし、こんな自然の中を海岸に向かって歩いていきます。ここまではピクニック気分で鼻歌まじりで気分よく歩きましたよ。
わっ、もう見えてきた!あの左側の先っちょの崖の向こうに蓬莱門があるんですって。なんだ、もうすぐじゃん?って思ったら…。
ビックリするほどの急坂が現れて、一気に探検隊の気分に!ロープを頼りに降りていきます。
海岸に降りる時に使われていないような小屋がありました。帰りの目印に覚えておいた方がいいです。
海岸に降りたら、左に向かいます。ここを歩いていきますよ。
あっ、あれかな?
蓬莱門がのぞいてる~。
着きました~。どばーーーーーん!
車を停めた場所から、およそ20分くらいです。こんなにすごい場所なのに、意外にあっさり着いたな~。という印象でした。
絶対的パワースポット『蓬莱門』
ナビ的にむっちゃ簡単に説明すると、蓬莱門はマグマが冷えてできたものらしい。
柱が横に積み重なっているように見えるのは、柱状節理とよばれるもので、マグマが冷えていく過程がこんな形状にさせるんですって。
蓬莱門は、もうちょっと複雑な冷え方をしたので、種類の異なる柱状節理が重なり合い、波によって浸食されて、残ったのがこの門になったそうな。
※ナビ、ド素人なので、ちょっと表現が違ったらゴメン!
とにかく、ものすごい地球の物語がここにある、というわけですね。
この蓬莱門の真ん前の岩場にすわり、しばらく眺めていました。岩場の周りには、おびただしい量の昆布が漂っていましたよ。
蓬莱門までは、海の流れや深さもあって、たどり着けません。いや、これは眺めているだけで十分すぎるほどの奇岩です。
蓬莱門の周りにも、壮大な柱状節理の岩壁があって、見飽きることがありません。
この壮大さ、伝わりますか?
柱状節理の規模感が半端ないです。
そんな岩壁を登りだす人が! なぜ登るのか聞くと、岩壁に咲く花を病気のお母さんのために採ってくるんだって。←アニメの見過ぎ?笑 もうここで、一同大笑い!
すると、ナビ息子のダイソンもおもむろに登りだしました!ものすごい所を登っているように見えるのは、森さんが撮った写真だから笑
ものすごい臨場感を感じるのは、森さんが撮ってくれた写真だから!笑
そして、お花を指し出すダイソン。母はこんなに元気だけど、ありがとう笑
来た道を戻りますが、ナビは上がっていく目印の小屋がわかりませんでした。この小屋ですよ~。
急坂はロープを使うと、難なく登れます。
正直、急坂よりも、このあとのちょっと緩い上り坂の方が効きました…。が、全員無事に車まで戻りましたよ。
ここまで読んでくださった皆様に向けて、森さんからいただいた、ものすごい『蓬莱門』を公開します!これ、見るだけで鳥肌たつから、ナビ黙るね。
ホント、もう、言葉はいらない…。
森さん、画像提供ありがとうございました!
その先の絶景『蓬莱門』へ
高速蓬莱門! pic.twitter.com/AFSjGtwUCG
— 「室蘭工場夜景+α展」@氷筍写真家・チャーメン部広報担当 (@muroranyakei) July 28, 2020
大潮の干潮時などの条件がそろえば見に行ける『蓬莱門』
今回は、森さんのナビゲートと一緒に行った皆さんもノリノリで、こんなに楽しく『蓬莱門』探検できました。
こんなにすごい秘境が白老近郊にあるなんて、本当に感動です
森さん、ご一緒した皆さん、ありがとうございました!