伊達市大滝区にある『百畳敷洞窟』では、冬になると無数の氷筍(ひょうじゅん)が出現し、幻想的な景色を見せてくれるという…。
その氷柱は、ムーミンに登場するキャラクターの『ニョロニョロ』に似ているらしい…。
という情報をゲット!
今回は、スノーシューで雪深い森の中を抜け、百畳敷洞窟にたどり着き、その神秘の世界を堪能してきました!
いやぁ、白老のお隣、伊達市の大滝もむちゃくちゃいい場所ですね~。
冬だからこそ出会える氷筍を見に連れて行ってくれたのは、ナビ同級生の まこちん 。
同行してくれたのは、えりちゃんとコンニャク幸子(@wayadavesa )です。
▼【白老近郊】登別カルルスのスノーシュートレッキングはこちら
伊達市大滝『百畳敷洞窟』基本情報
【GoogleMap / グーグルマップ】
初心者だけで行動せず、土地を熟知した方と一緒に行動してくださいね。
『百畳敷洞窟』を目指してスタート!
【スノーシュートレッキングスタート!】
出発時刻は、10時過ぎ。伊達市大滝の山の中からスタート!
左から、まこ隊長、えりちゃん、幸子です。カラーリングが信号機みたい笑
今日の森は、数日前に暖かい日があって、雪が締まった状態に。
その上に前日の夜から降ったパウダースノーが覆っていました。つまり、スノーシュートレッキングにはベストコンディションともいえる雪質でした。
森に入っただけで、この雪にテンション上がりまくり!まこ隊長がトレースをつけてくれます。
すると、すぐに小川の上にスノーブリッジがかかっていました。
まこ隊長が安全確認しつつ渡ります。いやぁ、高校生の時に、まこがこんなに頼れる男だとは思わなかったなぁ笑
植林された森の中、むちゃくちゃキレイ!こうしてみると、まるで迷路ですね。
一同、自然が創り出す景色を仰ぎ見てため息。圧倒されます。
と思ったら、植林されたエリアを抜けて、広く見渡せる場所に出ました。
クルクル変わる森の表情が楽しい!
画像でわかるかな~?かなりの急坂を降ります。
ここ、ナビは足の踏ん張りが効かず、お尻で滑り降りました。むっちゃ楽しかった!
この坂を下りると、トレース(足跡)のある林道に出ましたよ。
#大滝 #百畳敷洞窟#氷筍 を目指して pic.twitter.com/thL5cGnv6z
— しらおいナビ (@shiraoinavi) February 25, 2021
雪が降る中、こんな風に歩いて進みました。
森の中で、北広島から氷筍を見に来たというご家族に出会いました~。
家族一緒のこんな素敵体験、心に刻まれるでしょうね
川の力強いせせらぎを聞きながら進んでいきます。
むちゃくちゃ立派な木を発見。思わずハグをする幸子。
見上げた枝の拡がりが幻想的すぎて、一同、感極まる時間…。
そして、ここからもう少し歩いていくと『ここだよ~』と、まこ隊長。
え~、もう着いちゃったの?って言うのが正直な感想でした。
●洞窟の入口までは急坂を上る
●洞窟内ではスノーシューは不要
ということで、急坂を上る前にスノーシューを外しました。
そして、最後のひと踏ん張り、この急坂を上がります!
百畳敷洞窟に到着!
そして、ここが百畳敷洞窟!幸子とえりちゃんが立っているあたり、左側にある通路っぽいところから奥に入っていけます。
奥にはたくさんの氷筍が並んでいて、圧巻!こんな風に撮りまくりましたよ!まこに撮られてたけど笑
ナビの身長から推測すると、この辺りの氷筍の高さは、約1メートル程度でしょうか?
氷筍の量が半端ないです。この辺りは、約1.5メートルの大きさかな?絶対に触れないように細心の注意を払って、氷筍の間に入って眺めていました。
洞窟の奥は、当然ながら暗い!
幸子がスマホのトーチで照らしてくれました。そばにいた方もヘッドライトを向けてくれ、感謝です!
写真を撮る方は、何か照明があるといいですね。
これは、幸子が撮った幻想的な一枚です。
このニョロニョロと光の加減と洞窟のなんとも言えない雰囲気で、かなりの時間を過ごしました。
よし!それでは同じ道を戻って帰りますよ~。レッツゴー!
今さっき歩いてきたばかりなのに、雪もたくさん降っていて、トレース(足跡)が薄くなっているほど。冬の森の醍醐味を味わいつつ歩きます。
あっという間に、往路でお尻で滑って降りた山の斜面まできました。
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道を作ってくれるまこ隊長の後に続きますが、この斜面キツすぎる…。
登りきったところで、倒れこむ幸子とえりちゃん。雪のベッド、気持ちいい~。
なんだかちょっと広い場所に出て、北海道っぽい一枚をパチリ。
#大滝#スノーシュートレッキング pic.twitter.com/c1uFat7ZjI
— しらおいナビ (@shiraoinavi) February 25, 2021
雪の重みで垂れ下がっていた枝も、雪をほろってあげるとビヨヨヨヨーーーーーンってなるの、楽しい。
『重かったんだよ~。ありがとう!』って、木が言ってるような気がしました。
無事にスタート地点に戻ってきたのが、12時30分くらい。距離にして3キロちょっと。約2時間半の行程でした。いちいち立ち止まって撮影しながら行ったので、かなりゆっくりペースでした。
普通に歩けば、2時間以内のゆるスノートレッキングになるのではないでしょうか。
気温も-3℃くらいだったので、雪は降っていましたが、歩いているとポカポカするくらいの体感でしたよ。
体力に自信のないナビでも、そう苦痛もなく行っては来れました。が、これはガイドしてくれるまこ隊長がいたからこそ。
自然相手の冬のアクティビティであることを踏まえて、この土地に詳しい方と一緒に行動してくださいね。
SNSで見つけた百畳敷洞窟
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うわぁ、これ、もう、ナビが見た世界と違う!笑
さすが、eminさん! インスタフォロー推奨します!
大滝『百畳敷洞窟』神秘の氷筍!
大滝の『百畳敷洞窟』にある氷筍。その幻想的な姿は、一見の価値あり!
1月初旬から3月中旬が見ごろと言われる氷筍は、まさに冬だけに出会える神秘の景色。
雪深い森の中を歩いたり、滑ったりするだけでも、本当に気持ちがいいんです。
このメイドイン北海道のモフモフ雪、全世界中に見せびらかしたい気持ち
いつまでも、いつまでも、この季節が巡ってくるようにと願わずにはいられなくなる場所でした。