創作木彫専門店の『荒井工芸館』は、神々しささえ感じられる圧倒的な雰囲気!
北海道の銘木に技術と魂を彫り込んだおびただしい作品には、思わず息をのみます。というか、のみ込まれそう!
そう、ここは、北海道の伝統工芸品が並ぶ美術館とか、北海道の文化を伝える博物館といっても過言ではない場所。
見学に行くと、彫刻作家の妻・荒井福子さんが案内してくれます。その説明もグイグイ引き込まれるんです!それでは、のぞいてみましょう!
オーナー様からのご厚意により、使えるクーポンをお付けしました。ぜひ記事の最後までお読みください。
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Instagramの投稿を使用させていただきました皆様に感謝します
荒井工芸館の基本情報 / information
住所 / ADD | 白老町大町3-3-26 / 3-3-26,Omachi |
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電話 / TEL | 0144-82-2823 |
OPEN | 10:00~16:00 ※営業時間は変更になることがあります |
CLOSE | 12/29~1/4 |
HP | 荒井工芸館 |
『荒井工芸館』アクセス・外観・店内
【アクセス・外観】
白老駅から歩いて3分!駅からまっすぐに南下して、二つ目の信号を右へ。
すると、右手にこの外観が目に入ります!
【入口】
この圧倒的な雰囲気の店内に足を踏み入れると…。
左手に郷土資料館のようなたたずまいのスペース発見!木彫熊の制作工程が書かれています。もちろん木彫りの熊もあるし、ここで感動してパチパチ写真を撮りまくりました。
すると、中にもっとすごいものがあるわよ、と福子さん。えー、これよりすごいって?期待感アップ!
【お店の扉】
この手彫りの扉だけでもものすごい!高さ約2メートルの重厚感のある扉をあけると…。
【店内】
キターーーーーーー。一瞬で異空間にワープ!まるで海外に来たみたいな感覚というか、異次元に足を踏み入れたような気持になります。
『独創的な世界』って、まさにこういう場所のことを言うのではないでしょうか?
実際に、初めてここを訪れる方の3組に1組くらいの割合で、入館料はおいくらですか?って聞かれるそうです。わかる…。
入って右側は、いくつかのコーナーがあって、ズラーーーーーーーーっと作品が並んでいます。
例えば、ここはペーパーナイフのコーナー。こんな風に種類別に展示されています。
ここに紹介しきれないほどの種類があって、圧倒されますよ~。
【休憩スペース】
休憩スペースにも木彫りの熊さんがいます。釣り下がっている釣り鐘?の彫りにも見入っちゃいました。
店内の奥には、囲炉裏があって、お煎茶がいただけますよ。外国からのお客様なら、絶対に喜んでくれるハズ!
【彫場】
荒井さんが、こちらで作業されることもあるんですって。今日は、別の作業があり、お会いできませんでした。残念…。
彫刻刀やノミの数は、ここにあるだけでも、およそ400~450丁ほどあるそうです。それも、オーダーメイドの彫刻刀なんですって。
創作木彫り作品
使っている木は、全て北海道産。そしてもちろん、作品は全て手彫りの一点もの。同じ作品は、2つとありません。
まるで、美術館か博物館かのような作品の数々。
圧倒的存在感の大きな作品も、可愛らしいサイズのアクセサリーなども、全て手彫りです!
作品をちょっとひっくり返して見て!裏面にもノミが入っているんです。
【木彫りの熊】
手彫りという技術を販売しているので、作品の大きさで値を決めているわけではないそうです。
例えば『〇〇センチの熊、いくらですか?』と電話で問い合わせられても答えられないのは、そういう理由からだそう。ぜひ、荒井工芸館で実際に作品を見てみて欲しいです。
【森の神】
この木は、森の中で落ちていたもの。木が何かを訴えかけていて、自分と木がつながった気がして、持ち帰ってきました。
しばらく木と対話していたけど、木が訴えてくるものの形が見えなかったんですって。数か月を経て、この顔が浮かび、数日で彫り上げてしまったという作品です。
タイトルは『森の神』 木とつながるという感覚。どんな感じなんでしょうね。とてつもなく神秘的です。
アイヌの衣装が無料で着られる!
店内に入ってすぐ左手には、アイヌの衣装が掛けられていました。これ、ぜひ着てみてくださいとの事です。マタンプシ(アイヌの鉢巻)やアクセサリーもありました。
この着物は、アイヌの方から譲り受けたものだそうです。白老で長く築いてきた歴史があるからこそ、こんなに貴重なものがあるんですね。
お店のスタッフの方にモデルになってもらいました。手彫りの作品はもちろん、はく製や囲炉裏などもあって、写真映えする場所ばかり!これはすごい!
この貴重な体験もぜひ荒井工芸館でお楽しみください。
追記!早速、読者さんが荒井工芸館を訪れ、アイヌの衣装を着てみました!と報告をいただきました。
愛知県から新婚旅行で北海道・白老に来てくれました
むっちゃ、似合ってますよ~。ここは、間違いなく旅の目的地になる場所です!
彫刻作家『荒井修二』さんって、どんな人?
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荒井さんは、1941年に白老町で生まれ、家業の民芸商社を継ぎながら、彫刻作家となりました。
それも伝統的な木彫りとは全く違う『創作木彫』
下書きやデッサンがあるわけではなく、木と向かい合ってイメージを膨らませて彫り進めていくそうです。
作品の数々を見ていたら、どのくらい素晴らしい仕事をしているのかわかります。
でも、これでは人となりが伝わらない!ということで、『人間・荒井修二』について福子さんに聞きました。
荒井さんの好きなものは、ジャズと彫り物とコーヒー。
自然や木が大好きなのはもちろん、食べる時間(特に晩酌!)を大切にしているんですって。
あと『書かないで』と言われたけど、福子さんにも惚れちゃったんだな~
だって福子さん、神戸の出身なんですよ。←ここから先は、荒井工芸館でお聞きください笑
魂を注いでいるのは、多分『木』だけじゃないとナビは感じました!
世界に一つだけの創作木彫を『荒井工芸館』で
魂を込めて削られた木彫りの作品には、魂が宿っているのか、荒井工芸館の雰囲気が非常に神秘的。
これだけの手彫り技術と作品の数々を目の前にして、感動もひとしおなところに、福子さんのガイドで、さらに作品に対する想いもビシバシ伝わってきます。
さらにアイヌの衣装を着てみたり、お茶をいただいてまったりできたりと、旅の目的地になる絶対的な場所。
荒井工芸館にあるのは、木彫りのお土産ではなく、伝統工芸品です。ぜひ、手に取って、宝物を探してみてください。
記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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