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『またたび文庫』白老唯一の本屋が移転オープン!新刊&中古本!オンライン販売・出張買取も!

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

またたび文庫が2025年5月3日(金)にリニューアルオープン!

あれ、デジャヴかな? またたび文庫って、以前にも改装してなかった?という方。

大正解です笑

以前の店舗が老朽化で使えなくなり、今回は移転してのオープンなのです。

木の温もりを感じられる店内には「くつろぎスペース」もあって、なんだか温かなものを感じられる空間。

そこに新刊も中古本も取り扱っているから、お気に入りの本がきっと見つかる!

そして、なんと本の買取も行ってくれます! それも出張もOKなんです! マジデスカー

驚きを隠せない全方位型の本屋さん、これはまず行ってみるべし!

店主は、はねちゃんです。

 

 

『またたび文庫』基本情報

住 所 白老町大町3丁目10-7
営業時間 12:00〜18:00
定休日 月曜日・木曜日
※不定休あり
ホームページ(note) またたび文庫
オンラインショップ またたび文庫
instagram matatabibunko_hon

 

 

【GoogleMap / グーグルマップ】

 

 

【 アクセス / access 】

またたび文庫がある場所は、白老のど真ん中。大町にあります。

白老駅からは、400メートル、徒歩約6分です。

ファミリー居酒屋 河庄 のお隣ですよ!

 

 

【駐車場】

車は、中央広場 に停めてくださいね。すぐ目の前に「またたび文庫」があります。

 

 

『またたび文庫』の外観・店内

【 外観 / outside 】

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

ここが『またたび文庫』です!

ファミリー居酒屋 河庄のお隣の「河庄園」に移転しました。

この外観の絵は、吉田拓矢さんという蘭越の作家さんが描いたもの。

「河庄の物語」というテーマで、自然とのつながりや事業継承の流れを描いたものだそう。

 

 

【エントランス】

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

店内に入る前にも本!

ここには、中古本が並んでいます。

そして、地域の情報やフライヤーも置かれています。

 

 

【 店内 / inside 】

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

奥に広がる店内。

左側にはカウンターがあります。お会計はここで。

画像に映ってないけど、入ってすぐ右側の奥には、トイレがありますよ。

 

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

カウンター向かいの右側には、暮らし系の本が並んでいて、その奥には、子供用えほん。

 

 

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

そして、奥には「くつろぎスペース」

パーソナルに使えるデスクがあります。

電源もあるし、WiFiもあるので、ここはパソコン作業にぜひ使ってください!

 

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

店内の右側にはステップがあって、一段高くなっています。

 

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

こちらのくつろぎスペースには、2人がけのテーブルがふたつ。もちろん電源ありますよ。

 

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

くつろぎスペースから撮ったお店の全景がこちら。

木の温もりが感じられる店内に、たくさんの本。そして椅子も並べられた優しい空間が見て取れますよね。

 

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

地域の方が選書したスペースもあります。

 


店内の雰囲気はこんな感じ。良すぎるね!

 

 

「またたび文庫」の取扱本

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

これ、ナビの心に刺さった本。早速購入してきました。

またたび文庫が取り扱うのは、流行り廃れのない本。

例えば、ビジネス書やハウツー本のように、こうすれば月収●●円!とか、いますぐ実践!みたいな本は取り扱っていません。

また、時の人が書く暴露本なんかも無いです笑

羽ちゃんの選ぶ本は、ちょっと考えを深めるような本。

映画のポスターの画集だったり、海外で活躍する日本の書道家の作品集だったり。

読んだり、見たりしている時間が自分の財産になっていく…そんな本がそろっています。

 

 

【またたび文庫的三部作】

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

羽ちゃんが選書した『またたび文庫的三部作』

テーマごとに文庫本が3冊入っている、福袋的?お楽しみ袋的?な新しい本との出逢い。

自分で選ぶと、どうしても偏ったりするから、こういうのイイ!

それに、大都会の巨大本屋さんでは、こんな風に本を紹介してもらえることないですもんね。

白老のまちの本屋さんの一番の魅力がここだと思う。

 

 

【新刊】

新刊は約800冊程度の在庫があります。

オンラインでも販売していますよ。

 

【古本】

中古の本は、約1,000冊。

提供いただいた本や自分の蔵書が並んでいます。

本の状態にもよりますが、定価の半額以下で販売しています。

これは中古?と聞いてしまったほど、キレイな本ばかり。

譲り受けたり、買い取った本を並べているそうですが、大切にされていたんだな〜とわかります。

 

【買取】

羽ちゃんは、古物商の許可をとっているので、古本の買取ができます!すごい!

ここまで読んでいただいたらわかると思うのですが、ビジネス本やハウツー本、時の暴露本や健康法などの本は多分お値段がつきません笑

あとは、状態が悪い、ページがない、ほこりや汚れのあるものも難しいです。

●アイヌ関係の本
●北海道の歴史

に関する本は、非常にありがたいとのことでした。ぜひぜひお声かけください。

1冊からでもOKなので、気軽にお持ち込みくださいね。

たくさんあって持ち込めないよ〜とか、またたび文庫まで行けないよ〜という方は、出張買取も行っていますので、まずはご相談ください。

お値段の付けられなかった本でも、処分はできるということでした。

 

 

【イベント開催】

またたび文庫では、毎月、イベントを行なっています!

Instagramで告知していますので、ぜひフォローしてくださいね。→ こちら

 

 

『またたび文庫』店主プロフィールと移転

「またたび文庫」白老唯一のまちの本屋が移転オープン!

野田夕夏(のだ ゆうか)さんは、沖縄県の読谷村(よみたんそん)出身。

ご結婚されて野田さんになったけど、ナビは旧姓の時の呼称で「はねちゃん」って呼んでます。

 

はねちゃんは、本が好きだったおばあちゃんの影響で、小さな頃から本に親しんでいたんですって。

小学生の頃の『星の王子さま』から始まって、ミステリーが好きだったおばあちゃんからは、江戸川乱歩、東野圭吾、赤川次郎などの単行本をもらっていたそう。

大学生になると、古本屋を巡り、本のある場所が好きだったというはねちゃん。

卒業後は、東京の出版社で働きました。

 

白老に出会ったのは、大学4年生の時。友人の元に遊びに来たことがきっかけでした。

白老には本屋さんがないと聞き、『自分が大好きな本で町おこしをしたい』と一念発起。

白老町の地域おこし協力隊となったのです。

実際に白老に住んでみて、ますます白老が大好きになったはねちゃん。

●ご飯が美味しい
●食住は困らない
●湧水が汲める
●自然との距離感が近い
●町からすぐ自然
●町の人が移住者を受け入れてくれる

白老のこんなところが気に入っているそうです。嬉しいな〜。

 

 

【移転までの流れ】

以前の店舗は、2025年2月に外壁が崩れ落ちてきたんです。

業者さんに相談しても、修繕は厳しいということだったそう。

移転するしかないな〜、どこかにいい物件ないかな〜と思っていた矢先に、ファミリー居酒屋 河庄 の女将しのぶさんに声をかけてもらったんですって。

なんちゅう、いい連鎖が起こるの、白老は。

旧店舗を改装後、10ヶ月でお店を閉めて移転することになった「またたび文庫」

旧店舗の改装にかかった時間もあれもこれも大変だったと思うけど、さらに振り出しに戻っちゃう気持ち。

でも、助けてくれる地域の人や友人に支えられているはねちゃん。

はねちゃんも、周りの人も、この町も。本当に暖かいな、って感じます。

材料や廃材・端材を持ち寄って、店舗自体にも本棚にも使いました。また旧店舗から床材をはがして持ってきたりして、友人たちの労力も借りながら DIY ですよ。

本当に頑張りました!

そして、オープンすぐには無理だけど、軽食やお茶も提供したいと構想中。

目が離せないですね!

 

 

白老唯一の本屋『またたび文庫』

またたび文庫には『この本に出逢った自分の人生が好きになる』そんな本がそろっています。

またたび文庫の選書を見ても、これまでのエピソードを聞いても、はねちゃんと話していると、確実に癒されます。

多分、はねちゃんの声だと思う。深夜ラジオのパーソナリティーみたいに沁みてくる感じ。

沖縄の風がそうさせているのか、はねちゃんの放つ雰囲気が素敵すぎ。

またたび文庫で、朗読のイベントとかやってほしいな、なんて密かに想いました。

本当に気軽に立ち寄っちゃっていいと思う。

河庄で飲む前に、サクッとパソコン作業終わらせる、っているのもアリ。

ぜひぜひ、移転リニューアルオープンの「またたび文庫」に立ち寄ってみてくださいね!