動物にもツボ(経穴)があり、鍼灸が効果的ってご存知ですか?
効果的ってわかっていても、動物への鍼灸を行っている動物病院ってどこにあるの?という皆さん!
なんと!白老にはペットの鍼治療を受けられる動物病院があるんです。
もちろん、鍼治療だけじゃなく、様々な治療を組合わせて行う統合治療を行っているから、それぞれの悩みに合った治療が受けられます!
さらに、その統合治療の中には、もれなくぬくもりも付いてくる!白老の『ポロトの森どうぶつ病院』をご紹介します。
読者様からのおすすめで取材させていただきました!ありがとうございます!
白老『ポロトの森どうぶつ病院』基本情報 / information

住所 / ADD | 東町2丁目1-2 / 2-1-2,Higashimachi |
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電話 / TEL | 0144-82-5636 |
OPEN | 9:30~12:00 / 15:00~17:30 | 1
CLOSE | 木曜日、第1・3日曜日 | 2
HP | ポロトの森どうぶつ病院 |
こちら をご確認ください。
1:受付時間 午前11:30、午後17:00までです。また、診療開始時間、終了時間が曜日によって異なりますので、こちら をご確認ください。
2:院長の不在日や代診医の予定は、ポロトの森どうぶつ病院の外観と院内

黄色い屋根が目印のポロトの森どうぶつ病院。JR白老駅からは、わずか100mの位置にあります。

タッチ式の自動扉をあけると、正面に受付があります。

受付右側の診察室1がワンちゃん用の診察室です。その診察室の前が犬用待合所になります。

受付左側の診察室2が猫用診察室。その手前に猫ちゃん用待合室があります。

こちらは有精卵から孵化した有ちゃん。院内をゆうゆうと歩くマスコットガールです。
『ポロトの森どうぶつ病院』は統合医療を実践!
ポロトの森どうぶつ病院では、西洋医学・中獣医学・伝統医療・ホモトキシコロジ-・ショックウエーブ・オゾン療法を合わせた統合医療を行っています。聞き慣れないものを抜粋してご紹介します。
【中獣医学】は鍼灸と漢方

2000年以上の歴史を持つ中国伝統医学のことを中医学といい、これは人に対するもの。中獣医学は、その動物版なんですって。
服巻先生は、中獣医学<鍼灸>コースを取得し、現在は中医学の基礎理論を勉強中だそうです。

中獣医学で使用するのは、鍼と飲む漢方と塗る漢方。画像は、その塗る漢方。エッセンシャルオイルに生薬が配合されているものです。漢方薬を飲ませるのが難しい動物でも塗る漢方なら大丈夫です!
もちろん人にも使えるという事で、服巻院長も愛用しているそうですよ。
【ホモトキシコロジ-】

ドイツで始まった医療 体系です。ホメオパ シーと西洋医学の中間の理論。 様々な注射やドロップ液、錠剤などのレメディを症例に合わせて投与します。 現代の西洋医療だけではお手上げの症例でも副作用のない安全な治療オプションが選択でき、 動物のQOLを高めることが出来ます。
引用:ポロトの森どうぶつ病院HPより
うーん、難しいですね。簡単に言うと、ドイツで行われている治療で、注射や薬(液体・錠剤)を使用するそうです。
【ショックウエーブ】
アメリカでは整形外科のリハビリなどに使用しています。慢性疼痛、関節炎などに使用します。
引用:ポロトの森どうぶつ病院HPより
【オゾン療法】
生体の抗酸化作用の賦活化、末梢循環改善、免疫系の調整、 消炎鎮痛などの作用があり、皮膚疾患、免疫不全、老齢性疾患、 アレルギー疾患、腫瘍などの症例に適用している身体に優しい治療法です。
引用:ポロトの森どうぶつ病院HPより
病気の多様化に合わせて、最適な治療法を選んだり組合わせたりできるのが、ポロトの森どうぶつ病院の強み!
「対処のしようがない…と思われる子でも、あきらめずに来てください!」と、服巻院長より力強いお言葉をいただきましたよ。
『ポロトの森どうぶつ病院』診療の様子
取材時に見せていただいた診療の様子です。詳しい診療案内は こちら 。
鍼治療の様子

苫小牧市からやってきたコハルちゃん(2歳)。動物病院に来るのも、診察台に上がるのも初めて。少し緊張しているかな?
服巻院長から、ここがリラックスできるツボだよ~と教えてもらっています。
#ポロトの森どうぶつ病院#中獣医学#鍼灸#胆振でここだけ #白老#しらおいナビ pic.twitter.com/8qps4juVKH
— しらおいナビ (@shiraoinavi) January 27, 2020
どうなることかと思ってみていたのですが、なんともこのリラックスした表情!
椎間板ヘルニアでも、手術なしで歩けるようになる症例も多いそうです。

こちらの画像は、読者さんからいただきました。
白老町内在住のぴのちゃん(5歳)です。胃腸炎で鍼治療を受けた時のものです。とっても気持ち良さそうにしていたそうですよ。
こちらは、鍼灸の様子や椎間板ヘルニアの治療経過を追った動画です 。
歩けた~って、涙が出ちゃう感動の動画です!
【歯石除去】

ご近所に暮らすアトム君(13歳)は、歯石がひどくて、歯を6本抜いたのだそうです。その後、月に1回、歯石除去に通院中。歯磨き、ちょっと苦手なんです…。

歯磨きを終えると、この可愛らしさです
『獣医師』服巻院長の歩み
【九州で生まれ育つ】
佐賀県で生まれ育った服巻院長。
祖父が山の中で材木を切り出す仕事をしていたため、その搬出をするための馬を飼っていたそう。そのため、幼少期より厩舎(きゅうしゃ:馬や牛などの家畜を飼う小屋)に出入りする機会があったそうです。
中学生の頃に獣医を目指すことを決意。馬が好きだったこともあり、馬を専門とする獣医師になりました。
【競走馬の産地・日高へ】
馬を専門とする獣医師となった服巻院長は、世界に名だたる競走馬の産地・日高にやってきます。日高軽種馬農業協同組合の獣医師として10年間勤務。
その後、白老町社台にある社台コーポレーション白老ファーム場長を勤めました。
日本人初の『競走馬の飼育管理コンサルタント』
日本人初の『競走馬の飼育管理コンサルタント』として独立したのは、2003年のこと。小動物も扱うハラマキファームクリニックを開業したのです。
2020年1月現在、コンサルティングしているのは、日高にある8つの牧場。馬のコンディションをみて、エサや運動の量や質を確認し、管理法のアドバイスを行っています。
これまでに関わった馬は、ステイゴールド、ゼンノロブロイなど(以上白老ファーム時代)、サクセスブロッケン、アンバージャック、ロードアリエス、ヴァンクルタテヤマ、イイデケンシン、ウエスタンダンサー、シンメイフジ、ダノンシャンティ、オールアズワン、ビッグウィーク、ダノンバラード、レディアルバローザ、ロードカナリア、レオアクティブ、インカンテーション、キングズガード等。
正直、ナビはよくわからないので、この馬たちの名前をネット検索してみましたが、どれもこれもすごい成績!Wikipediaにも載っていますし、武豊さんが騎乗して優勝した馬もいます!
そんなすばらしいお仕事内容をここで簡単にまとめてしまうのは、非常にもったいない!ご興味のある方は、ぜひ こちら のコンサルタント内容をご覧ください。
服巻院長の想い

この警告は、病院の入口に貼られています。
『私達は、動物が大好きです』
ナビがどんなことを書くよりも、この一言が全てを語っているような気がしてなりません。
交通事故に遭った犬の救急対応を行うこともある服巻院長。不在の時もありますが、やれる範囲で対応します、と話されていました。
私たちが心をこめて大切な家族のお世話をさせていただきます。
お気軽に何なりとご相談ください。引用:ポロトの森どうぶつ病院HPより
ホームページのスタッフ紹介のページに書かれている言葉が、本当に温かいですよね。
大切な家族のご相談は『ポロトの森どうぶつ病院』へ
ナビはペットを飼っていないため、今回、動物病院という場所に初めてお邪魔したのですが、服巻院長や病院スタッフの温かな対応が印象的でした。
白老をはじめ、胆振(いぶり)管内からの通院も多数あるというのもうなずけます!
愛する家族<ペット>を持つ、全ての方に知って欲しい!
日常的な体調管理から、予防接種や去勢・避妊手術、そしてもちろん病気やケガなども全て相談できる心強い動物病院です