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白老の陶芸家『前田育子工房』陶器と大漁育(Tairyo hug)の作品がいっぱい!

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

前田育子さんといえば、各所で展示会や個展を開かれている陶芸家です。

各地でお会いすることが出来ますが、白老の前田育子さんの工房にはまだ行ったことがない、というファンの方も多いのではないでしょうか?

前田育子さんの工房は、白老ののどかな景観の中にたたずんでいます。

まるでおもちゃ箱のようなプチ空間には、想いが詰まった陶芸作品と大漁旗で作られた作品があふれていました。

個人的に、芸術家って、どんな方かな~と思いつつ伺ったのですが、物静かではあるけれども、ファンキーな一面のある方で、もう一目ぼれでした

今回は、前田育子さんの工房や活動をご紹介していきます。

 

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育子さんからのご厚意により、ご購入者様特典のクーポンをお付けしました。ぜひ記事の最後までお読みください。

There is a Coupon at the end of this article. Please read to the end.

読者様からのご紹介で取材させていただきました!ありがとうございます!

Instagramの投稿を使用させていただきました皆様に感謝します

 

白老『前田育子 工房』基本情報 / information

白老 前田育子工房 陶器 大漁育 Tairyohug

住所 / ADD 緑町702 / 702,Midorimachi
電話 / TEL 090-9522-3688
OPEN 12:00~17:00
CLOSE 不定休
Facebook Tairyo hug 大漁 育
Instagram ikuko.maeda.79

個展などで不在になることが多いです。事前にご連絡ください

 

『前田育子 工房』の外観と工房内 / outside & inside

前田育子さんの工房は、白老町ののどかな場所にあります。工房の外観もとっても可愛らしいです。

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

工房に足を踏み入れると、所狭しと並ぶ陶器がご挨拶してくれます。

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

そして、左側の次の扉を開けると、そこが作業場です。

 

前田育子さんの陶芸作品 / Pottery

【 層 / layer 】

 

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育子さんの代表作『層』陶芸で使用する材料には2種類あって、粘土(土物)と磁器土(石物)があります。

異なる素材の粘土磁器土を使った作品が『層』なんです。

異素材を使うことの難しさは、その収縮率の違い!

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

こちらのマグカップで説明すると、まず土台の層になっている部分が磁器土と粘土を交互に重ね合わせています。

その後、そこに磁器土をのせて轆轤(ろくろ)で引いているんですね。

そして、磁器土ベースの本体部分に信楽の赤粘土ベースの取っ手を付けていくので、磁器土部分を白くするのに手間がかかるそうです。

陶芸のことを全く知らないナビは、これを聞いて、初めてこの作品の奥深さを感じました。

 

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お料理が盛られている器は、さらに素敵ですよね。

 

【スパイラル】

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

こちらも粘土磁器土を使ったシリーズ『スパイラル』

 

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こちらは、層シリーズよりもさらに手間がかかるそうですよ。

 

前田育子作品展・展示会の予定

【2020年10~11月】

期 間 2020年10月31日~11月8日
場 所 licht
時 間 12:00~18:00
展覧会名 前田育子 うつわ展

 

前田育子プロデュース『大漁育(Tairyohug)』

【大漁育(Tairyohug)とは】

知り合いから譲り受けた大漁旗を見て、バッグをデザインしたことから『大漁育(Tairyohug)』が始まりました。

「森で海を育てる・大漁旗が木に変わる」

一見、森で海?と思われるかもしれませんが、簡単に説明すると、畑の肥料には腐葉土や動物の排泄物を使用したりします。海中の海藻・海草やプランクトンも同じだという事です。肥料を求めているのです。魚たちは栄養豊富な海藻・海草やプランクトンを食べるとより元気に繁殖を続ける事が出来ます。その栄養素はどこから来るのだろう?
水が海から蒸発し、雲や雨になり降り注ぎ、森へ降った雨は浄化され、森林の営みから染み出る養分と一緒に川となり海へ返ります。同時に木々も育みます。川、動物に還元されます。(参考資料:電機ジャーナルNo.208)

森に木を植えて海を豊かにしよう!と漁業関係者の方は活動をしています。売り上げの一部は森林を豊かにする取り組みをしているところへご寄付させて頂いております。他に海難遺児基金、海岸整備などへも力を入れていますので、微力ですがご協力出来たら思っています。眠っている大漁旗はつまり資源だと考えています。船の老朽化の為にお勤めが終わった旗を再利用し、その売り上げで木を植え海を育てることが出来る、ここまでたどり着いて初めてリサイクルが完成すると考えています。

引用:大漁育商品タグより

自然の循環の中で生かされている私たち。自分のできることで、そのサイクルに還元しようとする大漁育の活動。心を打ちます。

 

【デザインを手掛ける】

育子さんは、この大漁育のデザインを手掛けています。企画をして、製作者へ依頼していきます。

 

【大漁育の受賞歴】

そんな大漁育は、これまで数々の受賞歴があるんですよ。

●エコデザインアワード2009 エコデザインプロダクト部門 準グランプリ

大漁ふろしき、大漁バッグ

●第2回 北海道新聞エコ大賞

エコバック

 

【大漁育の作品ご紹介】

読者モデル の同僚Yちゃんが商品を紹介します!画像2枚目からは、白老牛の牧場(前田育子工房の向かい)というのどかな背景もお楽しみください。

●トートバッグM

白老 前田育子 陶器 大漁育 Tairyohug 作品

●キャスケードと大漁バック

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

●ワインバック

白老 ふるさと納税 大漁育

●傘と大漁バック

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

●大漁トートS

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

 

 

【大漁旗は元気になる】

大漁旗は、沖から大漁を知らせるために揚げるため、目立つ色合いに、縁起のいいモチーフが使われています。

育子さんは、旗を洗う作業から取り掛かるそうですが、洗濯して風になびく様を見ているだけで楽しいと話してくれました。

そして、この活動を始めてから、町内の方ともたくさんつながりができました。また、植樹の際には、森の活動を行う方ともつながり、さらに元気になる自分を感じているそうです。

これらの作品は、全て一点もの。大漁旗としての役割を終えて、また海を守る活動を始める作品たち。ぜひ、手に取ってみてください。

 

【大漁育の商品はここで買える】

大漁育の作品は、『 ふる川 』『 白老ねっと商店 』でも購入できます。

また2018年からは、白老町のふるさと納税返礼品として取扱いも始まりました。

この活動と想いが拡がっていくことを願っています。

 

工房で見た!前田育子さんってこんな人

前田育子さん、とても落ち着いた話し方をするのに、天然なのかピュアなのか。ファンキーというか…。ファンの方にも知ってもらいたい!取材の中で見たそんな一面をご紹介します。

【名刺も丁寧】

工房におじゃましても、なかなか話が始まらなくて、何をしているのかな?と思ったら!名刺を書いているんです。←えっ、今?

手書きの名刺なんて、もらったことない!←家宝決定!

丁寧に生きてる方なんだな~と、じーんときましたし、目の前で準備してくれるその飾らなさに、ぎゅっと心をワシヅカミにされました!

 

【作りたいものだらけ】

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

作りたいものだらけで、時間が足りない!動物をモチーフにした器も作りたい…といい、手に取らせていただいたのがこちらの鳥のカップ。そして、育子さんの一言↓

持ちずらいでしょう~笑

ホント、正直持ちずらいし、何よりもおかしくて、大爆笑しました。作っている本人が言うので、間違いないです!

 

【そうですね~。】

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

このになっているのが、代表作ですか?と質問すると、

そうですね~

…うっ。ここは、笑う所なのか、そうでないのか。ナビもわかりませんでした。←笑いましたけどね!

 

【焼物屋】

白老町で生まれた育子さんは、小学生の時の陶芸体験で褒められ、高校生の時にも清水焼の絵付体験でも褒められ…という体験をしていたことから、陶芸に対してプラスイメージを抱いていたんですって。

海外でも陶芸教室に通う時間を持ち、日本に帰国した後もバイクで窯業地巡りをしたそう。

その旅の間考えていたことは、自分の工房を持つこと。そして帰郷後の2000年に工房を建てたんです。

自らを焼物屋と称し、工房内ではラジオをかけてこんな風に作業をしています。

 

【アイデアは裏紙】

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

生まれてくるインスピレーションは、裏紙にメモ! もう、これで親近感が泉のように湧き上がりましたよ!

 

前田育子ファンは白老の工房へ!

白老 前田育子 工房 陶芸 大漁育 Tairyohug 作品

今回、読者様からのご紹介で取材に至った前田育子さん。

どんな方かな~と下調べに この記事 を読んでから伺ったんです。この記事内の育子さんは、非常にハイソな感じがしましたし、しらおいナビ行っちゃって大丈夫か?みたいな気持ちで工房にお邪魔したんですよね。

名刺を目の前で書かれていた時には、やっぱマズかったか…。と内心思っていたけど(笑)、むちゃくちゃ視野が広くて、素直な方!そして、芯がしっかりしていてカッコいい!

短い時間に身の上話なんかもしちゃって、私がすっかり育子さんのファンになっちゃいました。

前田育子作品に魅了されているファンの皆さん!ぜひ、白老の前田育子工房にも遊びに来てくださいね!

 

記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回、オーナー様からのご厚意で、大漁育(Tairyohug)作品購入時に使えるクーポンをお付けすることができました。

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