本屋さんがなかった白老に、救世主が現れました!
と書いたのは、2023年のこと。
そう、またたび文庫が2024年5月3日(金)にリニューアルオープンしました!
目を見張るほどスタイリッシュなのに、木の温もりを感じられる「まちの本屋」さんに生まれ変わりますよ〜。
そして、レンタルルームやレンタルスペースもあるから、どんどん使っちゃおうよ。
『またたび文庫』は、新刊も中古本も取り扱っているから、お気に入りの本がきっと見つかる!
そして、なんと本の買取も行ってくれます! それも出張もOKなんです! マジデスカー
驚きを隠せない全方位型の本屋さん、これはまず行ってみるべし!
店主は、羽地 夕夏(はねじ ゆうか)さんです。はねちゃんって、呼んでください♪
『またたび文庫』基本情報 / information
住所 / ADD | 白老町大町3丁目9-11 |
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営業時間 | 12:00〜18:00 |
定休日 | 火曜日〜木曜日 |
ホームページ(note) | またたび文庫 |
オンラインショップ | またたび文庫 |
matatabibunko_hon |
【GoogleMap / グーグルマップ】
【 アクセス / access 】
またたび文庫がある場所は、白老のど真ん中。大町にあります。
白老駅からは、400メートル、徒歩約6分です。近い!
『またたび文庫』の外観・店内
【 外観 / outside 】
![北海道白老町の唯一のまちの本屋『またたび文庫』](https://irankarapte-shiraoi.info/wp-content/uploads/2024/04/53a115e692da960e3f0f87de96f20336.jpg)
ここが『またたび文庫』です!
お店の周りに、車は5〜6台ほど停められます。
もしも、車がいっぱいだったら、中央広場 に停めてください。徒歩約1分位です。
【 店内 / inside 】
![北海道白老町の唯一のまちの本屋『またたび文庫』の店内](https://irankarapte-shiraoi.info/wp-content/uploads/2024/04/008f4b23e09fab76944831e4a4cf3f4a.jpg)
木の香りがする店内、広い!
床が一段高くなっているんだけど、靴のまま上がってください。
この床材は、厚真町の 木の種社 の床材を使用して、セルフビルドしたそう。すごいな〜。
手作りの本棚が、プチ迷路みたいになっていて、素敵ラビリンスな世界。
![北海道白老町の唯一のまちの本屋『またたび文庫』の店内](https://irankarapte-shiraoi.info/wp-content/uploads/2024/04/4b1905b3beb9d8586bca66f415578253.jpg)
玄関を入って、正面を真っ直ぐ進むと、窓側には椅子が置いてあります。
本を手に取って、じっくり吟味する時間。ここに腰を下ろしてみない?
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本はね、絵本のコーナーとかママ向けの本とか。
北海道にまつわる本やアイヌに関する本。
そんな風に分けられています。
大体、上段は新刊で、下段は中古本。中古本にはお値段が付いてますよ。
またたび文庫の世界観 pic.twitter.com/0hqtFupiMk
— しらおいナビ (@shiraoinavi) April 29, 2024
この店内の雰囲気みて!
素敵よね…
【トイレ】
絵本のコーナーの隣には、トイレがあります。
【レンタルルーム】
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その隣は、レンタルルームの『精神と時の部屋』
素敵すぎるから、見て〜。
イメージだけど、ナビはハリーポッターの世界!って思いました笑
上下逆さまに置かれたタンスの引き出しがデスクになっていて、昭和のビックリハウス的な?笑
ロッキングチェアーに揺られながら、本を読んでもいいし、パソコンワークにも良いと思います。
レンタル料金 | 1時間 ¥1,000 ※白老町民 ¥500 ※高校生以下は ¥100以上でお値段自由(笑) |
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予 約 | 申込フォーム |
電 源 | 使用可 |
WiFi | 無 |
【レジカウンター】
![北海道白老町の唯一のまちの本屋『またたび文庫』のレジカウンター](https://irankarapte-shiraoi.info/wp-content/uploads/2024/04/e891cacdc6eea63b6e301509acbbc03d.jpg)
そして、ここがレジカウンター。
店内ではカイザーのコーヒーも飲めるから、こちらでオーダーしてください。
【2階レンタルスペース】
![北海道白老町の唯一のまちの本屋『またたび文庫』の階段](https://irankarapte-shiraoi.info/wp-content/uploads/2024/04/6cafa866eb8e9d58e78988bad355c79a-1.jpg)
玄関を入って、すぐ右の階段を上がると2回のレンタルスペースです。
![北海道白老町の唯一のまちの本屋『またたび文庫』の2階レンタルスペース](https://irankarapte-shiraoi.info/wp-content/uploads/2024/04/c82640032379e948c5c25be88d2fa821.jpg)
広い!
営業時間内で使われていなければ、1階から本を持ってきて、ここで読んでもいいそう。
この広いスペースは使える!
ぜひ、じゃんじゃん使ってください。
レンタル料金 | 1時間 ¥1,000 |
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予 約 | 申込フォーム |
▼現在は、ヨガレッスンを定期開催していますよ〜。
開催日 | 第2・4月曜日 |
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開催時間 | 18:30〜19:30 |
参加費 | ¥1,000 |
申込み | 不要 |
インストラクター | minnano.yoga |
またたび文庫の取扱本
またたび文庫が取り扱うのは、流行り廃れのない本。
例えば、ビジネス書やハウツー本のように、こうすれば月収●●円!とか、いますぐ実践!みたいな本は取り扱っていません。
また、時の人が書く暴露本なんかも無いです笑
羽ちゃんの選ぶ本は、ちょっと考えを深めるような本。
映画のポスターの画集だったり、海外で活躍する日本の書道家の作品集だったり。
読んだり、見たりしている時間が自分の財産になっていく…そんな本がそろっています。
【またたび文庫的三部作】
![北海道白老町の唯一のまちの本屋『またたび文庫』の選書3部作](https://irankarapte-shiraoi.info/wp-content/uploads/2024/04/7a98ac7c9546ba11ef25552692268429.jpg)
羽ちゃんが選書した『またたび文庫的三部作』
テーマごとに文庫本が3冊入っている、福袋的?お楽しみ袋的?な新しい本との出逢い。
自分で選ぶと、どうしても偏ったりするから、こういうのイイ!
それに、大都会の巨大本屋さんでは、こんな風に本を紹介してもらえることないですもんね。
白老のまちの本屋さんの一番の魅力がここだと思う。
【新刊】
新刊は約800冊程度の在庫があります。
オンラインでも販売していますよ。
【古本】
中古の本は、約1,000冊。
提供いただいた本や自分の蔵書が並んでいます。
本の状態にもよりますが、定価の半額以下で販売しています。
これは中古?と聞いてしまったほど、キレイな本ばかり。
譲り受けたり、買い取った本を並べているそうですが、大切にされていたんだな〜とわかります。
【買取】
羽ちゃんは、古物商の許可をとっているので、古本の買取ができます!すごい!
ここまで読んでいただいたらわかると思うのですが、ビジネス本やハウツー本、時の暴露本や健康法などの本は多分お値段がつきません笑
あとは、状態が悪い、ページがない、ほこりや汚れのあるものも難しいです。
●アイヌ関係の本
●北海道の歴史
に関する本は、非常にありがたいとのことでした。ぜひぜひお声かけください。
1冊からでもOKなので、気軽にお持ち込みくださいね。
たくさんあって持ち込めないよ〜とか、またたび文庫まで行けないよ〜という方は、出張買取も行っていますので、まずはご相談ください。
お値段の付けられなかった本でも、処分はできるということでした。
【イベント開催】
またたび文庫では、毎月、イベントを行なっています!
Instagramで告知していますので、ぜひフォローしてくださいね。→ こちら
『またたび文庫』店主の羽地夕夏さんプロフィール
羽地夕夏(はねじ ゆうか)さんは、沖縄県の読谷村(よみたんそん)出身。
読谷村は、沖縄本島の真ん中あたりの西側にある村。残波岬が有名で、ドライブで立ち寄ったことがある人も多いのではないでしょうか。
世界遺産の座喜味城跡や体験型のテーマパーク、そして大型リゾートホテルもあります。
雑学ですけど、日本の村の中で一番人口が多く、なんと2024年3月末には、4.2万人も村民がいらっしゃるそうです!
ちなみに、白老の町民は1.5万人デス…。
羽ちゃん、白老に来てくれて、ありがとう!笑
羽ちゃんは、本が好きだったおばあちゃんの影響で、小さな頃から本に親しんでいたんですって。
小学生の頃の『星の王子さま』から始まって、ミステリーが好きだったおばあちゃんからは、江戸川乱歩、東野圭吾、赤川次郎などの単行本をもらっていたそう。
大学生になると、古本屋を巡り、本のある場所が好きだったという羽ちゃん。
卒業後は、東京の出版社で働きました。
白老に出会ったのは、大学4年生の時。友人の元に遊びに来たことがきっかけでした。
白老には本屋さんがないと聞き、『自分が大好きな本で町おこしをしたい』と一念発起。
白老町の地域おこし協力隊となったのです。
実際に白老に住んでみて、ますます白老が大好きになった羽ちゃん。
●ご飯が美味しい
●食住は困らない
●湧水が汲める
●自然との距離感が近い
●町からすぐ自然
●町の人が移住者を受け入れてくれる
白老のこんなところが気に入っているそうです。嬉しいな〜。
【白老のお気入りのお店はココ】
●かのうち珈琲
ここに出会ってから、コーヒー豆を買って自分で淹れるようになりました。
オーナー鹿野内さんのお人柄も大好きです。
![白老 かのうち珈琲 自家焙煎 コーヒーショップ カフェ コーヒー豆販売 テイクアウト](https://irankarapte-shiraoi.info/wp-content/uploads/2021/09/ai-320x180.jpg)
●haku ●休養林 ●荒井工芸館 ●カメラのむらかみ の雰囲気が好きとのことでした。
完全、同意ですね!
このチョイスを聞いて、羽ちゃんって「人」が見えたような気がしました
白老唯一の本屋『またたび文庫』
またたび文庫には『この本に出逢った自分の人生が好きになる』そんな本がそろっています。
またたび文庫の選書を見ても、これまでのエピソードを聞いても、羽ちゃんと話していると、なんか癒されるな〜って感じます。
多分、羽ちゃんの声だと思う。深夜ラジオのパーソナリティーみたいに沁みてくる感じ。
沖縄の風がそうさせているのか、羽ちゃんの放つ雰囲気が素敵すぎ。
またたび文庫で、朗読のイベントとかやってほしいな、なんて密かに想いました。
本当に気軽に立ち寄っちゃっていいと思う。
白老の真ん中にあるから、待ち合わせとかに使うのもあり!
本屋さんで待ち合わせって、なんだか懐かしい感じ。くすぐったい
笑ぜひぜひ、リニューアルオープンするまたたび文庫に立ち寄ってみてくださいね!