本屋さんがなかった白老に、救世主が現れました!
『またたび文庫』は、新刊も中古本も取り扱っているから、お気に入りの本がきっと見つかる!
そして、なんと本の買取も行ってくれます! それも出張もOKなんです! マジデスカー
驚きを隠せない全方位型の本屋さん、これはまず行ってみるべし!
と言うことで、またたびって来ました〜。
店主は、羽地 夕夏(はねじ ゆうか)さんです。はねちゃんって、呼んでくださいね。
『またたび文庫』基本情報 / information
住所 / ADD | 白老町大町3丁目9-11 |
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営業時間 | 【金曜日】 16:00〜20:00 【土曜日・日曜日】 11:00〜17:00 |
定休日 | 月曜日〜木曜日 |
ホームページ(note) | またたび文庫 |
オンラインショップ | またたび文庫 |
matatabibunko_hon |
『またたび文庫』へのアクセス・外観・店内
またたび文庫がある場所は、白老のど真ん中。大町にありますよ。
【 アクセス / access 】
白老駅からは、450メートル、徒歩約2分です。
【 外観 / outside 】

ここが『またたび文庫』です!
お店の周りに、車は5〜6台ほど停められます。
もしも、車がいっぱいだったら、中央広場 に停めてください。徒歩約1分位です。
この入口ドアに「自動ドア」とありますが、手動になっています。ナビは、3秒くらい立ち止まっていました笑
営業中は開けておくそうです。
【 店内 / inside 】

おじゃましま〜す!
この笑顔で羽ちゃんが待っていてくれます♪

入ってすぐ、正面にあるのは新刊です。ディスプレイも素敵ですね〜。
靴を脱ぐのかな〜と思わせる段差が右側にありますが、靴のまま上がってくださいね。

段差を上がって、右側にはソファが配置されています。
ここでゆったり本を読んでいってください。
本を読まなくても(いや、できれば読んで欲しいけども笑)、コーヒーを飲んだり、羽ちゃんとお話するだけでもお気軽にどうぞ。

ソファのあるエリアの隣には、中古本の棚があります。
その奥には、コーヒースペース。
カイザーのドリップバックを購入して、セルフで淹れてください。
1杯150円です。
カイザーのドリップバックは、コーヒー豆が10gも入っているから、自分のお気に入りの大きめタンブラーを持参するといいかな〜と思いました。
もちろん、コーヒーカップやペーパーカップも準備されています! そして、ドリップバックも購入できますよ〜。

コーヒースペースの左側には、なんだか囲われた素敵スペース。
ここで本を読んでもオッケーなゆったり空間です。
ナビが伺った時は、話が弾んでちょっと暗くなってきたので、このライトが本当に綺麗でした。

ここに飾られていた、この一升瓶よりもさらにデカイお酒の瓶。聞けば、二升五合瓶なんですって。
升(ます)がふたつ分と半升(はんしょう)で益々繁盛(ますますはんじょう)という意味が込められていて、河庄 の先代マスターからのプレゼントだそうです。
このエピソード聞いただけでも、羽ちゃんがどんな人なのかわかるし、白老の温かさも感じられました。商売繁盛祈願には、またたび文庫ですよ!笑
またたび文庫の取扱メニュー
またたび文庫が取り扱うのは、流行り廃れのない本。
例えば、ビジネス書やハウツー本のように、こうすれば月収●●円!とか、いますぐ実践!みたいな本は取り扱っていません。
また、時の人が書く暴露本なんかも無いです笑
羽ちゃんの選ぶ本は、ちょっと考えを深めるような本。
映画のポスターの画集だったり、海外で活躍する日本の書道家の作品集だったり。
読んだり、見たりしている時間が自分の財産になっていく…そんな本がそろっています。
【新刊】
新刊は約100冊程度の在庫があります。
オンラインでも販売しています。
【古本】
中古の本は、約500冊。
提供いただいた本や自分の蔵書が並んでいます。
本の状態にもよりますが、定価の半額以下で販売しています。
これは中古?と聞いてしまったほど、キレイな本ばかり。
譲り受けたり、買い取った本を並べているそうですが、大切にされていたんだな〜とわかります。
【買取】
羽ちゃんは、古物商の許可をとっているので、古本の買取ができます!すごい!
ここまで読んでいただいたらわかると思うのですが、ビジネス本やハウツー本、時の暴露本や健康法などの本は多分お値段がつきません笑
あとは、状態が悪い、ページがない、ほこりや汚れのあるものも難しいです。
●アイヌ関係の本
●北海道の歴史
に関する本は、非常にありがたいとのことでした。ぜひぜひお声かけください。
1冊からでもOKなので、気軽にお持ち込みくださいね。
たくさんあって持ち込めないよ〜とか、またたび文庫まで行けないよ〜という方は、出張買取も行っていますので、まずはご相談ください。
お値段の付けられなかった本でも、処分はできるということでした。
【イベント開催】
またたび文庫では、毎月、イベントを行なっていきます!
Instagramで告知していますので、ぜひフォローしてくださいね。→ こちら
『またたび文庫』店主の羽地夕夏さんプロフィール

羽地夕夏(はねじ ゆうか)さんは、沖縄県の読谷村(よみたんそん)出身。
読谷村は、沖縄本島の真ん中あたりの西側にある村。残波岬が有名で、ドライブで立ち寄ったことがある人も多いのではないでしょうか。
世界遺産の座喜味城跡や体験型のテーマパーク、そして大型リゾートホテルもあります。
雑学ですけど、日本の村の中で一番人口が多く、なんと2023年1月末には、4.2万人も村民がいらっしゃるそうです!
ちなみに、白老の町民は1.5万人デス…。
羽ちゃん、白老に来てくれて、ありがとう!笑
羽ちゃんは、本が好きだったおばあちゃんの影響で、小さな頃から本に親しんでいたんですって。
小学生の頃の『星の王子さま』から始まって、ミステリーが好きだったおばあちゃんからは、江戸川乱歩、東野圭吾、赤川次郎などの単行本をもらっていたそう。
大学生になると、古本屋を巡り、本のある場所が好きだったという羽ちゃん。
卒業後は、東京の出版社で働きました。
白老に出会ったのは、大学4年生の時。友人の元に遊びに来たことがきっかけでした。
白老には本屋さんがないと聞き、『自分が大好きな本で町おこしをしたい』と一念発起。
白老町の地域おこし協力隊となったのです。
実際に白老に住んでみて、ますます白老が大好きになった羽ちゃん。
●ご飯が美味しい
●食住は困らない
●湧水が汲める
●自然との距離感が近い
●町からすぐ自然
●町の人が移住者を受け入れてくれる
白老のこんなところが気に入っているそうです。嬉しいな〜。
【白老のお気入りのお店はココ】
●かのうち珈琲
ここに出会ってから、コーヒー豆を買って自分で淹れるようになりました。
オーナー鹿野内さんのお人柄も大好きです。

●haku ●休養林 ●荒井工芸館 ●カメラのむらかみ の雰囲気が好きとのことでした。
完全、同意ですね!
このチョイスを聞いて、羽ちゃんって「人」が見えたような気がしました
白老唯一の本屋『またたび文庫』
またたび文庫には『この本に出逢った自分の人生が好きになる』そんな本がそろっています。
またたび文庫の選書を見ても、これまでのエピソードを聞いても、羽ちゃんと話していると、なんか癒されるな〜って感じます。
多分、羽ちゃんの声だと思う。深夜ラジオのパーソナリティーみたいに沁みてくる感じ。
沖縄の風がそうさせているのか、羽ちゃんの放つ雰囲気が素敵すぎ。
またたび文庫で、朗読のイベントとかやってほしいな、なんて密かに想いました。
ぜひぜひ、またたび文庫に立ち寄ってみてくださいね!