『haku 生活洋品店』が、2023年12月22日(金)にオープンしました。
ここは、家具、衣類、キッチン用品、食品などなどを扱ういわゆる雑貨屋さん。
白を基調とした店内は広々としていて、厳選された商品をずっと眺めていたくなるような心地よい空間。
そこには、たくさんのドラマが詰まっていました。
道路を挟んで向かい側にある「haku hostel」のオーナー菊地さんと恵実子さんご夫妻が運営されています。
お二人にお話を伺いました〜。
『haku生活洋品店』基本情報
住 所 | 白老町大町2丁目1-23 |
---|---|
電話番号 | 0144-84-5633 |
営業時間 | 11:00〜16:00 |
定休日 | 日・月・火曜日 |
hakuhostel |
【アクセス】
白老駅からは、350m。徒歩約5分の好立地にあります。
白老の中心街『大町商店街』のど真ん中ですよ〜。
お車なら、お向かいに『中央広場』という無料駐車場があります!
このグーグルマップの通りに来てくださいね!
『haku生活洋品店』外観と店内&商品
菊地さん、恵実子さんから聞いたアレコレも一緒に紹介していきますね!
店内のディスプレイや商品は随時替わります。参考程度にご覧ください。
【外観】
遠くから見るとこんな感じ。
スッキリした印象の外観ですね。入口に近づいてみると…。
お店の入口には、どこか懐かしさを感じる
生
活
洋
品
店
の縦書き文字。間違いなくお洒落。
『haku hostel』のロゴと同じ、木の看板もあります。
恵実子さんが迎えてくれました♪
こんな笑顔が見られる雑貨屋さん、他にあるなら誰か教えて欲しい、マジで。
もう、この時点で射抜かれました
【店内】
どばーーーーんと広い空間。
この日は、お天気も良くて、店内が柔かな印象だったなぁ。
そして、目に飛び込むもの、全てが圧倒的お洒落。すごい。
ここが白老だとは思えないよ〜笑
まず、真正面に目に飛び込んできた、かごが置かれているこの棚は、オーナーが運営する牧場の半屋外にあったもの。
戦前にセルフビルドされたものらしいです。
埃だらけのボロボロだったわけだから、それをガシャンと壊して破棄することは簡単。
だけど、一度解体して、キレイにして、また作り直して… 今ここにある。
今の時代に、何かを伝えることができる話に、ただただ感動しました。
その奥には、洋服や服飾雑貨が置いてありました。
こちらの店舗は、以前薬局だったのかな?
試着室に続く、奥のガラスに「調剤室」って書かれていました。
やさしい風合いのシンプルなデザインのお洋服が並んでいます。
こだわりのセレクトポイントは「動きやすさ」だそう。
おしゃれで動きやすいは女性の味方ですよね ! (キッパリ)
【目についた商品たち】
この投稿をInstagramで見る
【店内の雰囲気】
この投稿をInstagramで見る
【お会計】
お会計場所は、入口を入って、店内右奥にあります。
この、お会計カウンター下の板。なんと100年近く前の床板をリメイクしたものなんですって。
お会計は、現金はもちろん各種クレジットカード、QRコード決済もOKです。
そして、簡単なギフトラッピングは無料で承っているそうです!
近隣でギフト難民の皆さん! もう迷わなくていいですよ。
【店内の音楽】
haku生活洋品店の優しくて柔かな雰囲気は、この音楽のせいかも?と思い、レジカウンターの奥にあるスピーカーをのぞかせていただいたら。
なんとこのスピーカーは、菊地さんが中学生の頃、ご両親に買ってもらったものだそう。
この日に木製のスピーカーから奏でられていた音楽は、Chilled Focus というインストゥルメンタル。
Spotify で探してみてね!
これで、家に帰っても「haku 生活用品店」の雰囲気に浸れますよ。
地方発送OK!
「haku生活洋品店」で取り扱っている商品は、地方発送も可能です。
白老まで遠くていけないよ〜、でも欲しいよ〜
とか
1つ買ってきたんだけど、気に入っちゃったのでもう一つ欲しい
私が買ったものを家族や友人も欲しがっている
なんていう方は、hakuhostel のダイレクトメールにて承っています。
お気軽にご連絡ください。
『haku生活洋品店』の想い
「昔からある良いものを大切に使う」は「hakuホステル」のコンセプト。
「haku生活洋品店」でもしっかり受け継がれています。
先にもご紹介したディスプレイの棚やレジカウンターもそうだし、商品もよく見ると形が揃ってなかったり欠けてたり。
でも、
「使ってみたいな」「ありそうでないな」
そんなお気に入りをみつける事でいつもの家事がちょっと豊かになる、と恵実子さん。
生活を共にする大切な道具を集めています、って言われてました。
このセレクト視点、シビレまくりました。
こちらの箕(み)は、桜の皮が使われている桜箕(とうみ)。
先端部の強度を高め滑らかな表面にするために、桜皮を編み込んだものなんですって。
そもそも桜の皮が使われているものが珍しく、また今はもうだれも作っていない激レアものだそう。
それも、東北の民芸店でひっそり眠っていた「新品」。
探したって、出逢えるものじゃないです。
それが、これ、「haku 生活洋品店」にあるんですよ!
掘り出し物、って言葉、ここで使うためにあると思いました。
こんなにすごいものに出逢えるっていうことが、まずスゴイ。
だって、ナビが民芸店とかに行っても、多分、掘り出し物には出会えないと思う。
きっと、その価値がわかる人にだけ、出逢えるチャンスがあるんだと感じました。
※ちなみに、こちらの桜箕は、オープン初日に購入されました。
【モダンとクラシックの融合】
古いものばかりが好き、というわけではなく、新しいものでも良いものが好き。
モダンとクラシックの融合というか。
菊地さんがこの日着ていたのは、アイルランドのアラン諸島で6世紀から女性たちが手編みしている「アランセーター(通称:フィッシャーマンセーター)」
漁に出る夫の無事と豊漁への願いが込められているもの。
そして、編み方は家紋のように異なっていて、母から娘へと伝承されているそう。
お母さんが編んだセーターを、お父さんが着て、厳寒の空の下で作業していたんだろうな〜。
なんて、ドラマが見えたね!
ずうずうしく触らせてもらったけど、想像通り硬いの! 本物中の本物!
日本の伝統技術で作られたほうきの隣には、アフリカで作られたほうきも並んでいます。
使い勝手も違うし、お値段も違う。
どちらを選んでもいいし、今までと同じように家にある掃除機を使ったっていいんです。
ナビが伝えたいのは、
「haku生活洋品店」にある商品全てに、ストーリーがある。
ということ。
ナビが「haku生活洋品店」で感じて、これを読んでいる皆さんに一番に伝えたいなって思ったことです。
この投稿をInstagramで見る
「haku生活洋品店」オープン初日に出逢った方々も素敵だったので、載せちゃいます!
①お客様第一号はアンディ
②お散歩の途中に寄ったというお二人
③お買い上げ第1号!「イカの一夜干しを炙るのに良さそう!」
④試着してみようかな
⑤このグラス素敵
⑥お買い上げ第2号!
ご協力感謝です
白老『haku生活洋品店』
現代は、ものが溢れた便利な時代。
なんでもネットで注文して、どんな田舎にいても、ほぼ手に入れられる。
だけど、実店舗の良さは作り手の思いを聞けたり、商品を実際に自分の手に取って感じられるところ。
「haku生活洋品店」には、1点物や厳選した珍しい国内外の生活道具が並んでいます。
どうやって使うんだろ~やどこの国のものかな~って思ったら、すぐ聞けちゃうところもイイ!
恵実子さんが選ぶ雑貨は、まさに「手に取ってみたくなる」ものばかり。
しかも、使っていくうちに古さが活きていくような、大切に使いたくなるような商品がいっぱい。
ぜひ、宝探し気分でお店に足を運んでみてくださいね!