ウポポイのエントランスに一番近いレストランがこの『ハルランナ』
間違いなく映える写真が撮れるから、SNSでもかなりの投稿数がありますね!さすが!
それもそのはず。ハルランナは、あの『ふる川』がプロデュースするレストランだから、絶対に期待できる。
焚火と『アイヌ文化』の創作料理が楽しめるって、ぶっちゃけどんなの?
期待して店内に入ると、マネージャーの佐々木龍舞さんが出迎えてくれました。
龍が舞うと書いて、りゅうまさん。むっちゃイケメンです!
『ハルランナ』基本情報 / information
住所 / ADD | 白老町若草町2丁目2番5号(ウポポイ内エントランスエリア) |
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電話 / TEL | 0144-84-6545 |
営業時間 | 11:00〜博物館の閉館時間まで |
定休日 | 月曜日(祝日または休日の場合は翌日以降の平日) |
HP | ハルランナ公式ホームページ |
予 約 | 前日まで |
「ハルランナ」とは、アイヌ語で「上棟式の餅投げのような儀式」のこと。カムイ(神)と人間が一緒になって食事を楽しむ行事を表しているそうです。
ハルランナへのアクセス・外観・店内
【 アクセス / access 】
ハルランナは、ウポポイのエントランス棟(無料エリア)にあります。
ウポポイを目指して来てくださいね〜。
【 入口 / entrance 】
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ハルランナの入口はここ!
ウポポイの入場料を支払う券売機の隣(手前)にあります。
【 店内 / inside 】
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まずは熊の木彫りが目に入ります。
ハルランナのコンセプトも掲げられていますね!
店内に入ると、右手にレジカウンターがあります。
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その奥には、焚き火での調理風景が見られるオープンキッチン。
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店内全体を見たところ。木がふんだんに使われているのと、アイヌ文化を取り入れた装飾がお洒落すぎて、目を奪われます!
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右手には、窓に面したカウンター。この1枚板の重厚さがすごい!
ウポポイの体験交流ホールに向かっているので、夜のプロジェクションマッピングをやっている期間のディナーデートには最幸じゃないでしょうか。
もちろん、昼間も外を見ながらお食事を楽しめるし、ここなら、おひとり様ものんびりできますよね〜。
左手には4人掛けのテーブルが3卓。テーブルによって椅子が違っていてお洒落!
その奥には、左手に大きめのテーブルが2卓と右手の窓側に2人用のテーブルが3卓並んでいました。
ハルランナのメニュー
ランチメニュー
●ユク(蝦夷鹿)の焚火ロースト ¥2,800
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●北海道産ワインラムの焚火ロースト ¥2,800
●白老牛の焚火ロースト ¥5,500
●ユク(蝦夷鹿肉)と白老牛の合挽ハンバーグコース ¥1,980
●お肉3種(蝦夷鹿肉・ワインラム・白老牛)食べ比べ ¥5,500
※上記のメニューには、全てスープ・パンが付きます。
【ランチセットスイーツ&カフェ】
ランチをお召し上がりの方がご注文いただけます。
●カタラーナ ¥300
●チョコレートのテリーヌ ¥300
●プリン ¥300
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●本日のジェラート ¥300
この日はいちごのジェラートでした。シャリシャリ食感と甘酸っぱさが最高に美味しい。添えられたお塩、たんまり使いました。
ここまでで言えることは、デザートに添えられている『お塩』は味変にもなるし、かなりいいアクセントになるので、絶対に試してみた方がいいです。
●オリジナルコーヒー ¥300
●紅茶 ¥300
●ハーブティー ¥300
●カフェラテ ¥400
デザートカフェセットなら、お好きな●●を選んで ¥550 です。
ナビはオリジナルコーヒーにしましたが、輪果窯 のアイヌ文様が施されたコーヒーカップが使われていましたよ。目でも楽しめますね!
期間限定のコースも!
【限定ディナーコース】
こちらは、2022年7月23日(土)〜8月28日(日)に提供されていた限定ディナーコースです。
●ディナーコース ¥5,500
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●厳選食材の特別コース ¥11,000
ハルランナでアイヌ文化に触れる
【ランチ】
今回は、『お肉3種食べ比べ』と『ユク(蝦夷鹿肉)と白老牛の合挽ハンバーグコース』をオーダーしました。
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まずは、スープとパンがサーブされました。
スープの器が目を惹きますね〜。
ベースはとうもろこしを使用しているから、甘い!
松の実や大葉をペースト状にしたものが入っていると説明されましたが、優しい味わいの中に、プツンプツン?みたいな松の実の不思議食感が美味しい!
パンは『よもぎとくるみ』と『きなこ』を使った自家製のもの。
焚き火の香りがして、モッチモチ! これ、美味しすぎ! 正直もっと食べたいので、追加オーダーできたらいいのになぁ笑
次にメインのお料理が出てきました。なんというワイルド・ゴージャス!
そして、この松や朴葉などを避けてみると、下にはたくさんの松ぼっくりがいました〜。これを見た時に、なぜかキュン
となりました。『お肉3種食べ比べ』と『ユク(蝦夷鹿肉)と白老牛の合挽ハンバーグコース』を注文したのですが、2名以上で注文すると、こうやって相盛りで登場するそう。
これは、みんなで分けあって食べるというアイヌの『シェア文化』から、このスタイルになっているんですって。
そんな話を聞きながら、いただくお料理の美味しいこと!
ハンバーグは、お肉の質感が感じられる肉肉タイプ。フレッシュトマトのソースがとっても上品な味。
ワインラムのもも肉の上にのっていたエシャロットとフレッシュトマトのソースが超絶品! ダイソン、悶絶してました。
白老牛はランプ。もも脚からお尻にかけてのお肉らしい…。脂身が少なくて、柔らか〜。
添えられていたのはプラムを軽くジャム状にしたもの。こういう組み合わせをいただくと、非日常を深く感じられるのはナビだけでしょうか? だって、ジャムはパンにつけるものでしょー?笑
蝦夷鹿肉は、芯玉(しんたま:もも肉の一部)とバラ肉。いやぁ、クサミが全くない。すごい美味しい。
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骨つきのバラ肉、いつもならむしゃぶりつくダイソンも、ちゃんとナイフを使って食べていました。
香草を合わせた塩やニンニクとポロネギのピュレが添えられていて、どのお肉と組み合わせてもピッタリというのがすごいですね〜。美味しすぎると如実に語彙力低下するな…笑
【期間限定ディナー】
残念ながら、今はもう食べられないのですが、限定ディナーコースもいただいてきました!
はっきり言って、このディナーコースはびっくりするほど美味しい上にコスパが良くて、大・大・大満足!
この画像のように龍舞さんがサーブしてくれたので、もうウハウハ
マジで、この髪型は、イケメンじゃなきゃ似合わないね!
このディナー、ぜひ、またやって欲しいな〜という気持ちを込めて、ここに掲載していきますよ〜。
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▼コース内容
●とうもろこしの冷製スープ
●<前菜①>桃の冷製パスタ
●<前菜②>滝川の鴨スモーク
●パスタ
●蝦夷鹿肉の焚火ロースト
●デザート
また来年、このディナーが登場しますように!(祈)
ハルランナのコンセプト
ハルランナのHPに載っている言葉を読んでいるだけで、誘われるので載せちゃおう!
アイヌ文化を辿る、モダンなおもてなし
ここは、アイヌ文化の“ 響き” を感じるレストラン。
厳しい自然に育まれた食材と、先人の知恵、繊細な技、すべてを盛り合わせ、
一皿一皿に伝統と今を呼応させました。
たまには、あわただしい日常をそっと離れてそのおいしさに想いを馳せてみませんか。
アイヌ文化が息づく白老町、ポロト湖畔で会いましょう。引用:ハルランナHP
一皿運ばれるごとにお料理の説明をされるのですが、そこでもアイヌ文化を感じることができるんですね。
アイヌの方々の技法や食材を使って、ここまでお洒落にイマドキ・アレンジした料理…。
こんな時間を持てたことに感謝の気持ちが湧きおこります。
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なんと、鈴木北海道知事もウポポイに来ると必ず寄ると書かれていますね!
ウポポイでのお食事なら『ハルランナ』
※龍舞さんが見送ってくれました!(嬉)
ハルランナは、ウポポイの無料エリアのエントランス棟にあるから、今日はお食事だけ、という方もぜひ利用して欲しいレストラン。
アイヌ文化への理解が深まったウポポイ見学の後に寄ると、さらにこの美食の記憶も刻まれるから、もう絶対に忘れられなくなります。
味覚にも嗅覚にも視覚にも訴えてくるハルランナのお料理と一緒にサプライズなんてしちゃったら、もうイチコロだよね〜。
こんなに素敵なレストランなのに、気軽に行けちゃうところもハルランナの最大の魅力!
ぜひ、お時間をたっぷりとって寄ってみてくださいね。