ポロトミンタラ・キッチンでは、町内の誰もが知っている有名店が『ここだけ』にこだわって開発した商品を取り扱っています。
また、地域おこし協力隊がプロデュースする若いセンスと地域の食材がコラボした商品も並んでいますよ。
白老町内、様々な場所で取材してきたナビ。担当の前田さんから商品説明を聞いている時点でワクワクして、速攻食べ比べてみました!
商品の開発秘話、うんちくまでご紹介します!
Porotomintar Kitchen has limited edition products that can only be purchased here. Please enjoy the newly developed products.
▼ポロトミンタラは白老の情報発信拠点! 詳細情報はこちらをご覧ください。


メニュー・価格は2020年7月のものです。
ポロトミンタラ・キッチンの取扱商品 / Product
濃厚ミルクソフトクリーム / Thick milk soft serve ¥350

これこれこれ!のぼりべつ酪農館の濃厚ミルクソフトクリーム。
ナビ、少なくても年間12本は絶対に食べてる激旨のソフトクリームです。←つまり月1ペース。
本当に美味しいから、お隣の登別まで、ソフトクリームを食べるためだけにドライブしてるんです。冬期間も販売するようになったので、冬でも通うくらい、本当に本当に大好き!
それが、白老町内のポロトミンタラで食べられるようになるなんて…。神さま、ありがとう
フワフワで甘すぎず、濃厚なのにもたれない、非常にバランスのいいソフトクリーム。
ワッフルコーンで、最後まで楽しめますよ
そして、なんと!ポロトミンタラでは、ミニサイズ(¥250)もあります。このサイズは、酪農館でも出してない!美味しいものたくさんありますし、お子様にもちょうど良いサイズですよね!
【前田さんに聞いた!開発秘話】
白老町内には乳牛の事業者様がいないこともあり、胆振管内の近隣市町村で美味しいソフトクリームを探しました。隣接する登別市に「のぼりべつ酪農館」さんがあったではないですか。まさに灯台下暗し!
そして原料供給のご協力をいただいて皆様にこのミルクソフトを提供することができるようになりました。ミルクランド北海道の中でもNo.1の呼び声の高い本物の味を是非ともお楽しみください。
A very well-balanced soft cream with a fluffy texture and sweet, but rich flavour . With waffle cones, you can enjoy it to the max! This is the best soft serve ice cream in Hokkaido.
北海道生クリームオムレット / Hokkaido fresh cream omelet ¥350

こだわりぬいた厳選素材を、確かな技術で商品化するまいこのマドレーヌの商品。
これはですね。生クリームが非常に非常に非常に素晴らしいんです。一口食べたら、絶対に違いがわかる激旨生クリーム!
マイコズベイクで売られている純生オムレットは、ドーンと大き目のボリューミーなサイズ。他に抹茶味もあります。
が、こちらで購入できるのは、それよりも少し小さめ。食べ歩きや他のものと一緒にいただくのにピッタリの大きさなんです。

どのくらいサイズが違うかを確認してみました! 左側がポロトミンタラキッチンで購入した生クリームオムレット(¥350)。右側がマイコズベイクで購入した純生オムレット(¥454)です。
どちらも中にはバナナが入っていて、極上旨です!
そして、なんとポロトミンタラキッチンでは、『チョコレート』と『抹茶とかのこ豆』なる限定商品もあります。この2種類は、ここでしか食べられません!
さらに嬉しいのは、実店舗のマイコズベイクの定休日(水曜日)でも、こちらのポロトミンタラ・キッチンでは購入できるんですって。
マイコズベイクのこだわりは、ぜひこちらの記事をご覧くださいね。

This is the freshly made cream . Incredibly delicious!. It is a savoury flavour that you will savour with each bite!
ユク饅(まん) / Venison bun”yuku” ¥330

ユクは、アイヌ語で鹿。そう、こちらは、アイヌ料理に欠かせない鹿肉を使ったお饅頭(まんじゅう)です。
Yuku means deer in the Ainu language. This is a bun, made using venison, an essential part of Ainu cuisine.
手掛けたのは、地域おこし協力隊の藤田姫夏さん。なんと、狩猟免許を持ち、地元の猟友会にも参加するハンター女子なんです。聞いてみると、姫夏さんの鹿に対する想いが熱かった!
撃たれた鹿がかわいそうという方もいますが、鹿を撃たれる対象(害獣)としてしまったのは私たち人間です。せめて捕獲された鹿は、美味しく食べて命を無駄にしたくないと思いました。このユク饅を通して、鹿を巡って起きていることに少しでも目を向けてくれる人が増えると嬉しいです。
The yuku bun was prepared by Himeka Fujita., a member of the regional development cooperation team. She is a licenced hunter who is a member of a local hunting association. When I asked her about hunting, I felt compassion for the deer in Himeka!
She said “Some people object to deer hunting,but to humans they have become a pest . The captured deer would at least prefer to be eaten as part of a delicious meal rather than have their lives wasted. It would be great if more people became aware of what is happening with the deer by enjoying Yuku bun.”
そして、姫夏さんのお父さんが鮭を使った「チェプ饅」を製造・販売していることから、アドバイスや指導を受け、協力隊仲間や地元の飲食店と協力して、このユク饅を作り上げました!
ユク饅は、鹿肉をメインに、タケノコ、しいたけが味噌味でまとめられたお饅頭。
材料となる鹿肉としいたけは、町内の業者から仕入れています。
タケノコは、姫竹という種類で、もちろん白老の山で採れたもの。白老の山菜おやじ ファミリー居酒屋 河庄 のマスターからいただいたものと、姫夏さんが自分で採ってきたものを使用。
メイン食材の鹿肉とタケノコは、ゆくゆくは自分で採ったものだけで商品にしたいと考えているんですって。むちゃくちゃ、かっこいい!
ナビ、まだ食べていないので、姫夏さんにそのお味について聞きました。
鹿肉はミンチ状のものと、食感を残すために大き目サイズにカットしたものを使用しています。鹿と言うと、臭みを気にする方もいますが、まったくありません。
姫竹の食感もいい仕事をしてくれます。
お饅頭の皮は、道産の食材や小麦を使って、父から受け継いだ技術を詰め込みました。皮だけで食べても美味しいです!
う~ん。これは、白老に来たら、絶対に食べたい一品!
でも白老には美味しいものばかりだから、もう食べられないよ~という方には、冷凍のユク饅がありますよ。ポロトミンタラの物販コーナーで取り扱っているので、ぜひお土産にもオススメします!
Yuku bun is a bun made with venison, bamboo shoots and shiitake mushroom miso. The venison is minced or cut into a larger size to retain its texture. There is no aroma of venison.
【前田さんに聞いた!開発秘話】
エゾシカ肉の有効活用を模索する中、練りに練り、試作に試作を重ねて誕生したのがこのユク饅です。具に鮭を使用したチェプ饅との食べ比べもおすすめ!
※チェプ饅は、北海道斜里町ウトロでお土産品店を営む彼女の父が提供する人気のご当地まんじゅうです。ユク饅とチェプ饅の競演は親子のコラボレーションです。
具にぎり / Gunigiri ¥400

町内の老舗お弁当・仕出しの堀田さんが製造している具にぎり。
できる限り地場のものや北海道産のものを使ってできているこの具にぎり。
現在、販売しているのは、白老食材の王様『前浜産たらこと白老牛』の具にぎりです!
Produced by Seiya Senda, a local revitalization cooperation team, and Gunigiri, made by a well-established bento shop in the town.
Regarding the development of new food products, Mr. Chida said, “Shiraoi, which is rich in nature surrounded by the sea, mountains and rivers, has abundant resources and a wide variety of food ingredients. We are aiming to develop a rice ball with a unique Shiraoi taste.”
Ingredients are gathered from resources in Shiraoi and Hokkaido as much as possible.
Currently, we are selling the ingredients for the Shiraoi ingredients king “Kojohama Tarako and Shiraoi beef”!

早速、食べてみました。冷めていてもふっくらご飯の中に、結構な量の具が入っています。
前浜産のたらこは、ゆでたらこで、プチプチの食感。味付けは塩味のしっかりタイプ。
白老牛は、マイルドな甘しょっぱい味付けで、白老牛の旨味と合わさって、誰もが絶対大好きな味!ちょっとだけ入っている長ネギがアクセントになっています。
今後は、変わり種の具も考案中なんですって。白老でとれるキャビアや鮫、鹿肉も使っていきたいそうですよ。すごい!
白老で鮫、捕れるんですね…。知らなかった~。
【前田さんに聞いた!開発秘話】
具材に<食材王国しらおい>が誇る白老牛と虎杖浜たらこを使用したおにぎりです。お米は胆振(いぶり)産を使用し、ご飯の下には町内で採れた笹をひきました。さらには白老産食材を使用した一口惣菜を付け合わせ、白老のこだわりがぎっしり詰まっています。海苔なしで横に寝かせて、具が見えるスガタも新感覚!
北海道ミルククリームパン&ビターショコラパン ¥230

実は、白老町、隠れたベーカリーの穴場!というくらい、美味しいパン屋さんがある幸せな地域。
こちらは『ブーランジェリーニシオ』が提供するパンです。
現在、密を避けるために、店内に入れる人数を制限していることもありますが、開店前から行列は当たり前のブーランジェリーニシオ。新築移転オープンして、販売量が増えたものの、それでも売り切れ続出の大人気ベーカリーなんです。
そんなブーランジェリーニシオが、実店舗でも提供していない、ポロトミタラだけでしか購入できない激旨パンを開発しました。
まずは、北海道ミルククリームパン。当然ながら、クリームがむっちゃミルク!もう、まんまミルクの塊!それもトロリと滑らかで、パンもふかふか。なんなの、もう、美味しすぎる

実店舗で同じミルククリームを使ったパンは、メロンパン!パンの上に乗るクッキー生地にグラニュー糖がかかっているので、北海道ミルククリームパンよりは甘めです!
お次は、ビターショコラパン。正直、ナビ的にはビターではなくて、すっきり甘いというか、多分、年齢も人種も全てを包み込んで万人受けするチョコだと思いました。

ちなみに、このチョコレートを使ったパンは、実店舗には2つあります!
四角のチョコパンとアンパンマンのパン!チョコパンは、生地がデニッシュだから少し食感が変わりますが、アンパンマンのパン生地は、このビターショコラパンと同じくふかふか。多分、目をつぶって食べたら、わからないレベルかも…。つまり、アンパンマンも激旨ってこと!子供たちに大人気なの、むっちゃわかりました!
【前田さんに聞いた!開発秘話】
白老町内で大人気のベーカリーショップ『ブーランジェリーニシオ』を営む西尾さんに、自身の店舗のリニューアルオープンで忙しい中、寝る間をさいて考案していただいたのが、このクリームパンとショコラパンです。
ふわふわの生地の中に上質で濃厚なクリームが入ったまるでスイーツのようなパンです。
▼ブーランジェリーニシオはこちら

Hokkaido Milk Cream Bread & Bitter Chocolate Bread Hokkaido
Milk Cream Bread is naturally creamy bread! It’s smooth with a fluffy texture. To be honest, I think bitter chocolate bread is not bitter at all, but rather refreshingly sweet. It maybe has a chocolate flavour that anyone can eat.
白透水で淹れたまろやかコーヒー ¥200

前田さん自ら淹れたこのコーヒー。

使っているのは、『飲む天然温泉水』の白透水(はくとうすい)。
ホットとアイスがありますが、アイスコーヒーに使うコーヒーキューブ(氷)も、このコーヒーを使って作っているんです!なので、本当に最後の最後まで薄まらずに美味しいまま飲み干すことができますよ。
酸味を感じず、濃いのにすっきりマイルドな口あたり。これが白透水の仕事か…。これは美味しいです!
There are hot and icy varieties of coffee. However the ice used blocks used in the coffee are made of coffee themselves! So you can drink ice coffee to the end without the melting ice cubes diluting the flavour.
It has a deep but refreshingly mild taste. This is delicious!
新商品も続々登場!
【ポロトカップケーキ ¥400】

ホルスタインを連想できる北海道らしいキュートなビジュアルのカップケーキ。BLUE SALMONのコーヒーと一緒にいただきました。

新食感ですよ~と言われて購入したけど、ホントだ!すごい!チーズが伸びるんですけど!なにこれ、思わず声をあげてしまったわぁ~。楽しい!

ふわふわの生クリーム → チーズ → ハスカップジャム → スポンジケーキという極旨断層がこのカップの中に入ってます。
パティスリーフレールのチーフパティシエ 吉田さんが作ったこの新食感カップケーキ。ぜひ楽しく食べていただきたいです。
【白老酒饅頭 ¥150】

『白老』の焼き印が押された小判型。お隣の苫小牧市で生産されている限定酒『美苫』を使用した酒饅頭です。
白老町の老舗若草本舗で作られた、ポロトミンタラだけで食べられる限定品です。

柔らかくて、うまく断面をお見せできなくて、すみません。しかし滑らかなあんこが、こんなに入ってます!
お酒のいい香りと超しっとりの味わいで、これ、本当に美味しい!正直に言うと、1個じゃ足りない…笑 もうちょっと大きかったら嬉しいな~。
【 エントソフト ¥400 】

カップにアイヌ文様が入っていて、お洒落かわいいデザインです。
シソ科の『ナギナタコウジュ』をアイヌ語でエントと言います。強い香りが病魔などを遠ざけると考えていたアイヌの人たちは、エントをお茶や粥の香りづけに使っていました。

一口食べると、ままま、まんまエント!爽やかな草原の香り。甘さ控えめで大人っぽい味で、食べた後も口の中にエントが拡がります。
こちらは、白老町商品開発事業によって、企画・開発された商品です。ぜひ食べてみてくださいね!
▼担当の前田さんはこの人!

ちなみにこの方が前田さんです。あえて顔を出さず、ぜひポロトミンタラでお会いしましょう!とのことでした。(画像拡大して、名札見て!笑)
ポロトミンタラに寄ったら、ぜひ声かけてくださいね!
SNSで見かけたポロトミンタラ・キッチン
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ポロトミンタラのイートインスペースが快適

ポロトミンタラのイートインスペースは、こんなに開放的!エントランスを入り、正面にありますよ。
wifiも使えるので、ノマドワーカーにもおすすめできるスペース。白老町民の皆様も、お散歩途中にぜひ立寄って欲しい場所です。
キッチンで購入した軽食やスイーツを持込んで、快適にお過ごしください!
The dining area of Poroto Mintara is spacious! It is by the front entrance. Since wifi is available, it is a space where workers can be productive while dining. This is a place that Shiraoi townspeople should definitely stop by while walking. Bring some snacks and sweets purchased in the kitchen and relax here!
ポロトミンタラ・キッチンで白老の『今』を感じよう

白老は、ウポポイの開設と共に、大きな変化を遂げています。白老を訪れる人に、楽しんでもらいたい、美味しいものを提供したいって、本当に努力しています。
その最たる場所の一つがポロトミンタラだと思いますし、このキッチンに並ぶ商品です。
この小さなキッチンに並ぶ商品で、白老の名産が全部口の中に入って、北海道が育んだ大地の味を丸ごと堪能できます。
ぜひ、お気軽にポロトミンタラ・キッチンにお立ち寄りくださいね!
Shiraoi has undergone major changes since the establishment of Upopoi. We are really striving to provide delicious food to people who visit Shiraoi. With the products line up this small kitchen offers, you can fully enjoy the taste of Hokkaido with all the specialties of Shiraoi in your mouth. Please do not hesitate to visit the Porotomintar Kitchen!