アイヌ料理の大定番といえば、なんといっても『オハウ』
オハウは食べ応えのある大きな具がゴロゴロ入っているスープで、メイン具材によって、チェプ(鮭)オハウとかユク(鹿)オハウなど言います。
塩味のシンプルスープのオハウは、アイヌ民族の母の味!
この記事では、アイヌ文化の息づく白老町で食べられる『美味しいオハウ』を集めてみました。
この記事は、白老観光協会< 白老駅北観光インフォメーションセンター >に寄せられた観光客の皆様からの質問をもとに構成しています。観光客目線のここが知りたい!をテーマに、シリーズ化していきます。ぜひ、ご要望もお寄せください♪
※掲載は店名の五十音順です。
白老でオハウ①『かふぇピラサレ』

住所 | 白老町本町1-1-1 (白老コミュニティセンター1F) |
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電話 | 090-1384-0141 |
OPEN | 10:00~14:00 | 1
CLOSE | 月曜日 / Monday | 2
WIFI | あり |
pirasare_ |
2:コミュニテーセンター休館日とコミュニティーセンターでイベントのない土日

ピラサレの『オハウ』

価 格 | ¥300 |
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種 類 | 日替わり |
予 約 | 不要 |
なんと、オハウ単品なら¥300です!
白老は美味しいものがたくさんあるので、せっかくだから色々と食べたいなぁ~というツーリストにはピッタリ!
とは言っても、握り拳くらいの大きなじゃがいもが丸々入っているし、ニンジンも大根も、そしてドデカイ鮭も入って、大きな椀で出てくるんですよ~。
【オハウ定食もあります!】

オハウにイナキビご飯と副菜が付く定食は、なんとワンコイン!(税込550円)
調理スタッフは、アイヌ協会の会員さんなので、それぞれの家庭に伝わる味を提供しているんですね。
そして、アイヌの方々がそうであったように、食材は地元のものを使用しているんですよ。
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テイクアウトもできますので、お気軽にご利用ください。
白老でオハウ②『ミナパチセ』

住 所 | 社台191-10 |
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電 話 | 080-1874-3624 |
OPEN | 11:00~17:00 |
CLOSE | 火・水 |
Wifi | あり |
コミュニティカフェ ミナパチセ |

ミナパチセの『オハウ』

価 格 | ¥500 |
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種 類 | チェプ(鮭)オハウ |
予 約 | 事前にお問い合わせください |
材料は、旬のお魚と地元の野菜。塩麹で下準備をして素材の味を引き出し、塩のみで味付けしています。

絶対に追加オーダーしたいのは、いなきびおにぎり!ほんのり塩味のふわふわおにぎりです!
【ミナパでいただけるアイヌ料理】

ミナパチセでいただけるアイヌ料理は、まるでプチフルコース!
【アイヌ料理 内容】
●チェプ(鮭or鱒)焼き
●ユク(鹿)焼き
●旬の素材の和え物
●ポツポツ(つぶしたカボチャと豆の和え物)
●シト(団子)
●イナキビご飯
●オハウ
このアイヌ料理は、¥1,500でご用意できます。(デザートとエント茶付きは¥2,000)
お料理を食べながら、アイヌ料理の背景にあるアイヌの精神性やアイヌ文化、店主の祖先のなどのお話が聞けるというオプション付き!一気にアイヌワールドへ誘われますよ!
※アイヌ料理は、3日前までにご予約下さい。

さらにミナパの白老食材を使ったテイクアウトお弁当には、1~2品のアイヌ料理を入れています。こちらも、ぜひご利用くださいね。
白老でオハウ③ 『カフェリムセ』
住 所 | 白老町若草町2-2-1(ウポポイ歓迎の広場内) |
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TEL | 0144-85-2177 |
OPEN | ウポポイの開園日時に準ずる |
CLOSE | ウポポイの閉園日時に準ずる |
wifi | ウポポイのフリーwifi使用可 |

カフェリムセの『オハウ』

※画像はキナ(野菜)オハウです。
価 格 | ¥650 |
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種 類 | ●チェプ(鮭)オハウ ●キナ(野菜)オハウ |
予 約 | 不要 |
白老産の鮭と野菜のチェプオハウとベジタリアン対応のキナオハウが選べます。
ウポポイができる前の旧アイヌ民族博物館の頃から提供していたアイヌ料理は、博物館職員の方からの直伝!それを、登別温泉の某旅館で料理長を勤めあげた料理長が調理しています。
【カフェリムセのアイヌ料理&スイーツ】

カフェリムセのオハウは、どちらもセットにできます!画像は、チェプオハウのセットです。
【セット内容】
●オハウ
●いなきびごはん
●ラタシケプ(混ぜ煮)
●小鉢
●漬物
●コンプシト(昆布タレのかかったいももち)
●野草茶

さらに、白老育ちの牛と鹿のチタタプ(タタキ)風肉団子のスープもあります。

そして、さらに、アイヌスイーツのペネイモ(じゃがいもを凍らせて作ったお団子)やペネイモぜんざいもあるんです。
そして最後にもう一つ!ピパヤ(ヒエ)の甘酒もありますので、ぜひトータルに楽しんでください!
おまけの〆オハウ『河庄』

住所 / ADD | 白老町大町3-10-7 |
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電話 / TEL | 0144-85-2600 |
OPEN | 17:30~22:00 |
CLOSE | 日曜日・月曜日 |

河庄の『〆オハウ』

価 格 | 飲食をされた方に無料サービス |
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種 類 | チェプ(鮭)オハウ |
予 約 | 不要 |
二代目マスターが釣った鮭で、若女将しのぶさんが作る夫婦オハウがこちら。
鮭のアラを使って出汁をとっているから、スープを飲んだ瞬間、口の中で鮭が遡上してきます!
しのぶさんの人生初オハウは、旧アイヌ民族博物館で食べたもので、あまりの美味しさに感動したとのこと。その味を再現しようと パクッた 試行錯誤を繰り返してできたのがこのオハウなんですって。
こちらの〆オハウは、お椀での提供。飲食後のサービスなので、サイズもちょうどいいですね。
自分で作るオハウはいかが?
民族共生象徴空間ウポポイの『体験学習館』では、アイヌ料理の調理体験プログラム『ポロトキッチン』で実際に調理することができますよ。
調理内容は月替わりなので、何度行っても楽しめます!
季節の食材を使った具だくさんスープ「オハウ」など、美味しいアイヌ料理の調理を通じてアイヌ文化に触れてみませんか?
【2021年2月のメニュー例】
●カモハウ (鹿の干し肉を入れたスープ
●ユㇰカㇺハンバーグ(鹿肉のチタタㇷ゚(たたき)を焼いたハンバーグ )
●ペネサヨ(ジャガイモで作った団子を入れたおかゆ)
●今月のデザート:3種のシト(キハダの実のタレ、胡桃のタレ、ペネエモ)引用:ウポポイ公式HPより
※調理体験プログラム『ポロトキッチン』は、こちら
白老で『美味しいオハウ』を食べよう!
白老で食べられる『美味しいオハウ』
大地の恵みを塩味でまとめたシンプルスープは、誰もがホッとできるテイスト!
どの店舗も伝統の味を受け継ぎ、大切に時間をかけて提供していますよ。
大きな椀でメインディッシュとしていただくことも、スープとしてさらりといただくこともできる万能選手!
ぜひ、白老で味わってみてくださいね。