11月〜2月末まで陶芸体験をお休みします。
アイヌ文様が施されたお洒落な陶器。白老ならではのお土産として、非常に人気があるんです。
それだけではなく道内の有名ホテルでも輪果窯のアイヌ文様の器が採用されるなど、注目も集めているんですよ。
一目見れば、絶対に欲しくなる!そんな素敵な器たち。
しかも、輪果窯では器を購入するだけじゃなく、陶芸体験もできるんです!
それもこの道25年以上のベテラン陶芸家がつきっきりで教えてくれるんですよ。
今回は、ナビ友のてるみんが陶芸体験をした様子と、購入できる作品と併せてご紹介します。
輪果窯で活躍するお二人の陶芸家、代表の鳴海さんと田中さんにお話を伺いました。
白老『輪果窯』の基本情報 / information
住所 / ADD | 石山40-306 / 40-306, Ishiyama |
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電話 / TEL | 0144-83-5661 |
OPEN | 10:30~18:00 |
CLOSE | 月・火・水曜日 / Mon to Wed |
体験料金 | ¥3,300(粘土1Kg) |
予 約 | 必要(8人くらいまで) |
白老『輪果窯』の陶芸体験場所
『陶cafe 輪果』の敷地内にあるログハウスが輪果窯です。
ログハウスの中もとても可愛らしいプチ空間です。8人くらいまで一緒に体験できますよ。
白老『輪果窯』の陶芸体験内容
【体験料金と内容】
¥3,300の体験料金で、粘土1Kg分の作品を作ることができます。もちろん自分のお好みのものを作れますよ。陶芸体験はお一人様から予約可能で、1回2時間以内となっています。
今回、教えていただいたのは、この道25年のベテラン陶芸家の田中あやさんです!
【1Kgの粘土で作れるもの紹介】
粘土1Kgで作れるものの例をあげると、
●小鉢
●どんぶり
●菓子鉢
●花瓶
●湯呑2個
●コーヒーカップとソーサー
等になります。少し粘土が余っちゃったという時は、箸置き等も作れます。
【今回の体験で作成したもの】
てるみんは、湯呑1個と小皿2枚を作りました!
白老『輪果窯』で陶芸体験開始!
【陶芸体験開始】
エプロンをつけて陶芸体験開始!てるみんは、真っ赤なエプロンを選んで、気分もアゲアゲです!まずは、湯呑を作ることにしました!
【湯呑の土台づくり】
湯呑には、半分くらいの粘土を使うため、糸で切り分けます。
切りわけた粘土を平らに伸ばしていきます。
【ひもづくり】
土台にグルグル重ねていく粘土のひもを作ります。
これがなかなか均一にならず、意外に難しい!初めての方なら、ほぼお手伝いをすることが多いそうです。
「肌と同じで、潤いが足りないときは、水分を与えてくださいね~」など、非常にわかりやすい説明を受けながら進んでいきます。
手が温かい人は、粘土が乾きやすいんですって。
ひもを重ね終えたら、整形していきます。指をこんな風に重ねて…。と見せていただきます。
が、実際にやってみると、難しい!真剣です!
轆轤(ろくろ)をまわして、さらに整形します。
むちゃくちゃ優しいプロの手ほどきを受けて、湯呑が完成しました!
【小皿づくり】
あまった粘土で、小皿を作ることにしました。まず、粘土を伸ばします。
お皿の縁の立たせ方を教えてもらいつつ、あっという間に完成!
さらに5~6色の中から、自分の好きな色を選んで、世界に一つだけのオリジナル作品にしていただきます!
できあがった器には、名前も入れてもらえますよ。
白老『輪果窯』陶芸体験後の作品の受取り方法
2か月以内には出来上がりの連絡が入ります。
輪果窯まで取りに行くのが難しい場合は、着払いの郵送で受け取ることもできますよ。
てるみんが直接取りに行くとのことで、ナビも同行しました。
こんなに素敵な器になっていました!真剣に一生懸命作っている場面が思い出される素敵な作品。
名前も入っています。
包んでいただき持ち帰ると、こんな温かなメッセージが入っていた!と、てるみんは非常に感動していました。お二人の器に対する思いが伝わってきます。
白老『輪果窯』の陶芸体験は何度でも参加OK!
『陶芸体験』と言っても、回数に制限があるわけではありません。
自分の好きな時間で予約して、陶芸教室のように通うリピーターの方もいるそうですよ。
時間に縛りがないのが魅力!とてるみんは非常に気に入った様子で、この次は何を作ろうかと検討中です。
また、白老を1日巡るプチトリップなら、2時間の陶芸体験→ランチ→日帰り温泉というコースもおすすめです!
さらにお子様には、夏休みや冬休みの自由研究にもいかがでしょうか?
白老のお土産にアイヌ文様陶器を!『輪果窯』の作品紹介
アイヌ文様の陶器
アイヌ文様の陶器は、輪果窯の主力作品!
湯呑やコーヒーカップ、マグカップ、コースター、飯碗、箸置き、徳利やぐい呑み、ワインカップ、陶板、大皿、蓋つき灰皿、アイヌ文様のボタンなどもありました。
道内外の有名なリゾートホテルでも採用されているんですよ。
歴史あるアイヌの伝統文化が、日常的に触れられる、これらの陶器は、白老町内では下記の場所で購入できますよ。
● 陶cafe 輪果
● 心のリゾート 海の別邸 ふる川
● Rana Pirica
● ポロトミンタラ
● ウポポイ(ミュージアムショップ)
● ニエプイ(ウポポイ・エントランス棟)
● 田辺米穀店
季節の陶器
陶器でできた季節の飾り物もたくさんあります。
陶器のクリスマスケーキやクリスマスツリー、クリスマスリースなどがあります。
こちらは、入れ子式になった鏡餅。陶cafe 輪果で絶賛お取り扱い中です!
てるみんは、鏡餅を購入し、自作のお皿の上に飾り付けました。もうこれで一生鏡餅は買わなくていい!と言っています笑
その他の作品
陶cafe輪果で使われている器は、全て購入することが可能です。
鍋焼きうどんのお鍋も、パスタ皿、カレー皿。添えられた箸置きも。
このクリーム白玉あんみつが盛られた器。かなり気に入りました。スープやサラダ、卵かけご飯にもベストサイズだよね!とてるみんと盛り上がりました。
そして、テーブルに飾られた一輪指し。壁掛けタイプもあって、本当に素敵です。
日常をイメージできる温もりのある和食器。ぜひ、手に取ってご覧ください。
『陶cafe輪果』で器を楽しみながらお食事を
陶芸家の鳴海さんと田中さんが、器を見てもらいたいと始めたカフェが『陶cafe 輪果』
陶cafe 輪果で提供されているものは、例えば、パスタソースや福神漬けまでも、全て手作り!そして、メニューを考える時は、まずそれをのせる器を作ってから決めているそう。
和スウィーツのくずきりや白玉も、オーダー後に作っているので、できたてを味わえるんですよ。
陶芸体験やお土産購入の前後には、ぜひ陶cafe輪果にもお立ち寄りください。
白老『輪果窯』で陶芸体験感想
陶cafe輪果に展示されている陶器の数々を見ていると、鳴海さんと田中さんの優しい作風が伝わってきます。
そんな陶芸家が、わかりやすく説明しながら、さらに優しくサポートしてくれての陶芸体験。
これなら全く陶芸をやったことがない人や小さなお子様でも、気軽に体験ができますよね。
世界に一つだけのオリジナル作品を、輪果窯で作ってみませんか?