北海道白老では初の野営場『Wild Camp Base えん』が 萩の里自然公園 に続く森にプレオープンします!
『Wild Camp Base(以下WCB)えん』は、来る人を選ぶ場所。
現在手洗い場を設置中だし、電気もないから、快適さを求めるキャンパーや初心者さんにはちょっと厳しいかも〜。
だけど、本来の、本当に自然を愛するキャンパーさんになら、この野営場は大歓迎極まりないはず!
気に入ったのなら、どこにテントを張ってもいいフリーサイト!
そして通年営業の野営場だから、自分流の過ごし方ができますよ。
今回は、プレオープンに先立ち、どれだけ不便なのかを、徹底的に体験してきました!笑
■自然のままのサイトでワイルドキャンプがしたい
■最近のハイグレードキャンプ場には馴染めない
■パリピキャンパーにうんざりしたことがある
■とにかくゆっくり静かに過ごしたい
■チェックイン・アウトの時間を気にせず過ごしたい
オーナーは、佐藤豊(ゆたか)さんとまみさんです。
ちょっとアナログなお二人なので、しらおいナビが予約管理をサポートすることになりました。
特に、プレオープン期間は、温かい目でお付き合いくださいね。ペコリ。
『WCBえん』基本情報 / information
住所 / ADD | 白老町萩野437−1 |
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営業期間 | 通年 |
受付時間 | 10:00〜17:00 |
予約受付期間 | 毎月1日に3ヶ月後の月の予約受付スタート 例)1月1日に4月分の予約を受付開始 |
予 約 | WEBチケット |
【Google Map】
【ご利用案内】
サイト利用時間 | 10:00〜翌17:00 |
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料 金 | 中学生以上1人 ¥1,000 ※プレオープン期間の特別価格 (〜2024.3.20チェックアウト分まで) |
車乗入れ | 入れるところはどこでもOK! |
ゴミ | 全てお持ち帰りください |
焚火 | OK(焚火台使用) |
ペット | ドッグラン以外ではリードを使用 |
『WCBえん』アクセス・場内の様子
【 アクセス / Access 】
Google Map通りで、バッチリたどり着けます。国道36号線からアクセスする場合は、ローズマリーノ の交差点より北上しますよ。

高速道路の手前を右へ。高速道路をくぐってしまうと、行き過ぎです。
看板等は設けていません。
知る人ぞ知る野営場を目指しているそうです笑
【ゲート】

右側を見ながら運転してくださいね。
こちらが『Wild Camp Base えん』の門です。
【場内マップ】

ざっくり、場内はこんな感じ。
黒い線で囲まれている部分が車乗り入れ可能なフリーサイトです。
その周辺はテントを張れますが、車の乗り入れはできません。
【フリーサイト】

門を入ってすぐの右側も草は刈ってあります。車はこのギザギザのところに置いておく感じになるでしょうか。
ちょっと高速道路を通る車の音がしますが、良かったらなんぼでも使ってください。
こちらは受付付近のトイレが近いです。
【受付・ドッグラン】

左手奥に受付やドッグランがあります。手前にはトイレがありますよ。
ここは、場内を一望できる、小高くなっているエリアです。
『WCBえん』には、コテージやバンガローはありません。
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受付のある場所から道を下ると、右側に簡易型の設置トイレがあります。
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トイレの奥でも1グループくらいはテント張れます。こっち側だと、かなりプライベート感ありますね〜。トイレが近い人にもおすすめ。

トイレの向かい側、小高くなっている受付エリアのすぐ下のこのあたりに、ドラム缶風呂が設置される予定だそう。ワクワク。
【フリーサイト】

どばーーーーーん。ここが車乗り入れOKのフリーサイト。場内、ひろ〜い。この画像、多分、2/3くらいしか写ってないです笑
テント、なんぼでも張れるじゃん! これで1日15組限定なら、マジ聖地!
WCBえんのシンボルツリーは『もみじ』
撮影したのはちょうど紅葉が美しい季節で、テンション上がりまくり!
真ん中に、伐採後の気が残っているの、見えますかね? これ、なんだか人が歩いているみたい笑

この紅葉の木の下でもいいし
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この林間部もちょっと小高くなっていて、さらに木立があるから、プライベート感あります!
真ん中に木があるので、2グループでここを広々と使ってもいいかな〜。
このあたりは地面が非常に硬いので、ペグとハンマーは強靭なものをご用意ください。ナビのスチールペグ、曲がっちゃいました…。
木立があるので、ハンモッカーにもイイ!
豊さんがビールケースを足台に貸してくれますよ。
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ここも小高くなっていて、森を見渡せる岬のようなエリア。多分、ここは一番人気のサイトになりそう!
ってか、次はここでテント張りたい!
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その奥でもテント張れます。ソロキャンパーもしくは2人くらいまでのキャンパーにぴったりな規模感。

その奥には、湿地が広がっていて、春には水芭蕉、夏にはホタル、秋にはさまざまな種類のトンボに会えるそう。
そして、この森の奥には、萩の里自然公園 が広がっていますよ。
白老初の野営場
『WildCampBaseえん』からは
歩いて温泉や飲食店に行けます pic.twitter.com/h2LCQMGnsh— しらおいナビ (@shiraoinavi) November 2, 2023
場内の獣道的な小道を歩いて、小川を超えていくと…。
周辺の温泉や飲食店に抜けられます! 周辺情報は、後述しますね。
獣道には、目印を用意すると豊さんが言っていました。
正直、サイトはどこを使ってもいいので、紹介したところだけではなく、自分のお気に入りの場所を見つけてください!
ここまででも、かなり広いけど、実はこれでもまだまだ未開拓部分がたくさんあるんです。
そして、この後もどんどん拡張されていくし、手洗い場やドラム缶風呂などの施設も充実していくはず! 乞うご期待です!
『WCBえん』実際に利用してみた
プレオープンに先駆け、『Wild Camp Base えん』で宿泊してみました。
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苫小牧から来てくれたさとちゃん。まずは、テントを設営しました〜。
さとちゃん、薪を割る#WildCampBaseえん pic.twitter.com/ITFKVZEUe2
— しらおいナビ (@shiraoinavi) November 2, 2023
さとちゃん、薪を持参してきていました。夜の焚火に備えて、薪を割ります!

豊さんとナビも合流して、かんぱ〜い。あれ? なんかもう、さとちゃん、できあがってる?笑

それぞれいろんなものを持ち込みました。
ナビが準備したのは、こちらのホルモン3種。おいしい肉屋さんで購入してきましたよ〜。
仕事終わりからのお買物になったので、営業時間の長い おいしい肉屋さん は本当に助かります!
脂の旨みが口の中いっぱいに拡がる『黒毛和牛ホルモン』の美味さよ! はい、ビール。
この厚切りなのに滑らかなレバー、もう、なんなの
はい、ビール。この霜降り具合、見るからに最上のサガリ。みんな悶絶だった。はい、ビール。
画像なんて、撮ってる暇なかったな〜笑
自分のチョイスを褒めたくなりました。マジで全部大当たりでしたよ♪

お客さんが来てくれたら、箸持ってテント周りしようかな? なんて豊さん冗談を言ってました。
ちょっぴり目が本気っぽかったので、そういう交流が好きな人にもこの野営場は向きですね!

WCBえんに来たら、焚火は必須ですね〜。場内に枝がなんぼでもあります!
焚火と月あかり、この時間過ごしたいでしょ?
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これは、さとちゃんが持参したスウェーデントーチに鍋を乗せたところ。火力が強くて、ワイルドォ〜。
この鍋、むっちゃ美味しかったなぁ。
今後、WCBえんでも薪やスウェーデントーチを販売するそうですよ。

むっちゃいっぱい食べて飲んで、ゲラゲラ笑って話しまくって、ホント究極に楽しかった夜。
話していたからなのか、近くの高速道路の通行音も全く気にならない程度でした。

月あかりで影ができてるの、わかりますか?
この画像はナイトモードで撮っているので明るく写っているけど、本当はもうちょっと暗かったです。
でも、ライトがなくても足元が見えるほどの月の輝き。電気がないからこその体験ですね。
【サンライズ】

昨夜の酒がそうさせたのか、夜はぐっすり熟睡笑
そして、このサンライズがまぶしかった!
【朝食】
朝食はホットサンド
それも白老和牛ハンバーグで❤︎#WildCampBaseえん pic.twitter.com/uKLiBb2Poi— しらおいナビ (@shiraoinavi) November 2, 2023
さとちゃんの朝食風景の画像いただきました。これは朝から元気が出るね!美味しそう!
ナビが体験してみて感じたのは、気に入った場所に車で乗り入れて、広々と使えるフリーサイトはもう感激!
そして電気・飲用水がなくても、全く平気でした。
逆に月と星がキレイすぎたし、水は持っていけばいい。
後は、食器! 汚さないような工夫とかメニューを考えて拭き取るだけで済ませる、などでクリアーできると思いました。
もうすぐ手洗い場やドラム缶風呂もできる予定だし、ますますワクワクします!
『Wild Camp Baseえん』周辺情報
『WCBえん』は自然がいっぱいなワイルドな場所だけど、その周辺には歩いていける飲食店や温泉があります!
テントを設営するとお腹が空くので、食事をしてからの来場でもいいよね。
また『WCBえん』は、最大31時間の滞在が可能なので、コーヒーを飲みに少し歩いてみたり、お食事をしてもいいし、温泉にものんびり浸かれますよ!
また、セイコーマートまでは2.3Kmなので、車で4分、徒歩約30分なので、買い忘れがあっても大丈夫です。
【飲食店情報】
ポッぺ | 【徒歩5分】 コーヒーをはじめとするドリンクやカレーパンが人気 |
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かのうち珈琲 | 【徒歩13分】 白老の人気No.1自家焙煎珈琲 |
らあめんの村役場 | 【徒歩15分】 自家製麺でやさしい味わいの無化調ラーメン |
ことぶき苑 | 【徒歩21分】 町中華の決定版!ボリューム満点なのでお持ち帰りもアリ |
【温泉施設:萩野荘】徒歩約10分
住所 / ADD | 萩野426-2 / 426-2,Hagino |
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電話 / TEL | 0144-83-4923 |
営業時間 | 8:00~20:00 |
料 金 | ¥400 |
泉 質 | 含食塩硫黄温泉 |
白老でワイルドキャンプなら『WCBえん』
自然とキャンプと人が大好きなオーナーが自らの手で整備した野営場『Wild Camp Baseえん』
えんは、オーナーのペットの名前。
そして、ご縁がつながってこの土地を所有したことも、これからつながるご縁にも思いを馳せています。
今回、改めてキャンプが楽しいと思えたし、ここをベースにしたいと心から思えました。
よ〜し、冬キャンプにも挑戦するぞ〜。
この野営場が、本当に自然を大切にしている人、キャンプを愛している人たちに届きますように!という願いを込めて、この記事をお送りします。
ご予約、お待ちしています♪